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論文関連の(ほぼ)個人用メモ。
arXiv:1912.05556
Shporer et al. (2019)
GJ 1252 b: A 1.2 R⊕ planet transiting an M-dwarf at 20.4 pc
(GJ 1252b:20.4 pc にある M 矮星をトランジットする 1.2 地球半径の惑星)
TESS の測光観測データと,地上からの測光および分光観測,ガイアの位置天文観測データ,高分解能撮像観測から,TESS で検出されたトランジットシグナルが惑星由来であることを確認し,トランジットシグナルが恒星の食連星に由来するという偽陽性の可能性を否定した.
詳細な視線速度のモニタリング観測では,この惑星の質量の暫定的な値として,2.09 地球質量という値が得られた.
中心星が近いことと明るいこと,恒星の活動度が低いこと,また惑星の軌道周期が短いことから,将来的な特徴付け観測の魅力的な対象である.
半径:0.391 太陽半径
光度:0.0196 太陽光度
有効温度:3458 K
金属量:[Fe/H] = 0.1
距離:20.4 pc
スペクトル型:M3
半径:1.193 地球半径
質量:2.09 地球質量
平衡温度:997 K
arXiv:1912.05556
Shporer et al. (2019)
GJ 1252 b: A 1.2 R⊕ planet transiting an M-dwarf at 20.4 pc
(GJ 1252b:20.4 pc にある M 矮星をトランジットする 1.2 地球半径の惑星)
概要
新しい系外惑星 GJ 1252b の発見を報告する.TESS の測光観測データと,地上からの測光および分光観測,ガイアの位置天文観測データ,高分解能撮像観測から,TESS で検出されたトランジットシグナルが惑星由来であることを確認し,トランジットシグナルが恒星の食連星に由来するという偽陽性の可能性を否定した.
詳細な視線速度のモニタリング観測では,この惑星の質量の暫定的な値として,2.09 地球質量という値が得られた.
中心星が近いことと明るいこと,恒星の活動度が低いこと,また惑星の軌道周期が短いことから,将来的な特徴付け観測の魅力的な対象である.
パラメータ
GJ 1252
質量:0.381 太陽質量半径:0.391 太陽半径
光度:0.0196 太陽光度
有効温度:3458 K
金属量:[Fe/H] = 0.1
距離:20.4 pc
スペクトル型:M3
GJ 1252b
軌道長半径:0.00916 AU半径:1.193 地球半径
質量:2.09 地球質量
平衡温度:997 K
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