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論文関連の(ほぼ)個人用メモ。
arXiv:1509.00417
Lorenzi et al. (2015)
The Spectrum of Pluto, 0.40 - 0.93 μm I. Secular and longitudinal distribution of ices and complex organics
(冥王星の0.40 - 0.93 μmのスペクトル I: 氷と複雑な有機分子の分布)
ここでは、冥王星の可視光領域での相対反射率を調べ、冥王星表面の異なる成分について調査した。
また、地上観測からのニュー・ホライズンズによる観測へのサポートを行う。
2014年5〜7月の合計6夜、スペインのLa PalmaにあるWilliam Herschel望遠鏡に設置されているACAMでの観測を行った。
6つのスペクトルを得、また冥王星の自転周期 (6.4日)をカバーしている。
得られたスペクトルのスロープと、メタンによる 0.62 - 0.90 μmの吸収の深さを計算した。
観測の結果、全てのスペクトルにおいて 0.62 - 0.90 μmでのメタン氷の吸収が検出された。
冥王星での 0.62 μmの吸収深さと、これまでのマケマケ、エリスの観測データから、この波長域・温度領域 30 - 40 Kでの、Lambert coefficientを初めて計算した。
arXiv:1509.00417
Lorenzi et al. (2015)
The Spectrum of Pluto, 0.40 - 0.93 μm I. Secular and longitudinal distribution of ices and complex organics
(冥王星の0.40 - 0.93 μmのスペクトル I: 氷と複雑な有機分子の分布)
概要
これまで冥王星の近赤外観測は多数行われてきたが、可視光での観測はあまり行われていない。ここでは、冥王星の可視光領域での相対反射率を調べ、冥王星表面の異なる成分について調査した。
また、地上観測からのニュー・ホライズンズによる観測へのサポートを行う。
2014年5〜7月の合計6夜、スペインのLa PalmaにあるWilliam Herschel望遠鏡に設置されているACAMでの観測を行った。
6つのスペクトルを得、また冥王星の自転周期 (6.4日)をカバーしている。
得られたスペクトルのスロープと、メタンによる 0.62 - 0.90 μmの吸収の深さを計算した。
観測の結果、全てのスペクトルにおいて 0.62 - 0.90 μmでのメタン氷の吸収が検出された。
冥王星での 0.62 μmの吸収深さと、これまでのマケマケ、エリスの観測データから、この波長域・温度領域 30 - 40 Kでの、Lambert coefficientを初めて計算した。
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