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論文関連の(ほぼ)個人用メモ。
arXiv:1810.10792
Zang et al. (2018)
Kmt-2016-blg-1397b: Kmtnet-only discovery of a microlens giant planet
(Kmt-2016-blg-1397b:マイクロレンズ巨大惑星の KMT 単独発見)
マイクロレンズイベントのタイムスケールは 40.0 日で,中心性と惑星の質量比は 0.016 であった.
惑星による光度曲線への擾乱はスムーズなバンプ構造として現れ,パラメータには古典的な 連星-レンズ/連星-ソース (2L1S/1L2S) の縮退が存在した.1L2S モデルでの仮説上の 2 ソースに対して V-I 色を測定し,ソース天体が連星になっているという解は実効的に否定された.
また,有限ソース効果 (finite source effect) を暫定的に検出した.
ベイズ解析から,レンズ天体は 0.45 太陽質量で 6.60 kpc の距離にあり.伴星はスーパージュピター質量で 7.0 木星質量,中心星との射影距離は 5.1 AU である.この距離は,中心星のスノーラインよりも十分外側である.
arXiv:1810.10792
Zang et al. (2018)
Kmt-2016-blg-1397b: Kmtnet-only discovery of a microlens giant planet
(Kmt-2016-blg-1397b:マイクロレンズ巨大惑星の KMT 単独発見)
概要
マイクロレンズイベント KMT-2016-BLG-1397 の光度曲線から,巨大惑星 KMT-2016-BLG-1397b を発見したことについて報告する.これは,Korea Microlensing Telescope Network (KMTNet) 単独での発見である.マイクロレンズイベントのタイムスケールは 40.0 日で,中心性と惑星の質量比は 0.016 であった.
惑星による光度曲線への擾乱はスムーズなバンプ構造として現れ,パラメータには古典的な 連星-レンズ/連星-ソース (2L1S/1L2S) の縮退が存在した.1L2S モデルでの仮説上の 2 ソースに対して V-I 色を測定し,ソース天体が連星になっているという解は実効的に否定された.
また,有限ソース効果 (finite source effect) を暫定的に検出した.
ベイズ解析から,レンズ天体は 0.45 太陽質量で 6.60 kpc の距離にあり.伴星はスーパージュピター質量で 7.0 木星質量,中心星との射影距離は 5.1 AU である.この距離は,中心星のスノーラインよりも十分外側である.
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