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論文関連の(ほぼ)個人用メモ。
arXiv:1810.12766
Dybczyński & Królikowska (2018)
Have we missed an interstellar comet four years ago?
(我々は 4 年前の恒星間彗星を見逃していたのか?)
この天体は R. Wainscoat と R. Weryk によって,2014 年 12 月 5 日に小惑星センターのサーキュラー (CBET 4030) で発見が報告された.Pan-STARRS1 望遠鏡で 2014 年 11 月 25 日に発見された天体である.フォローアップ観測で 1-8 秒角レベルの認識可能なコマの存在が報告され,また僅かに尾が見られた.解析の結果,離心率の推定値は 1.653 ± 0.409 となる解もあり,双曲線軌道であることを示唆している.
arXiv:1810.12766
Dybczyński & Królikowska (2018)
Have we missed an interstellar comet four years ago?
(我々は 4 年前の恒星間彗星を見逃していたのか?)
概要
PANSTARRS による観測で,彗星 C/2014 W10 の新しい軌道要素が得られた.この天体の軌道離心率の推定値は 1.65 と明確な双曲線軌道であり,この彗星が星間起源であることを示唆している可能性がある.この重要かもしれないイベントが見逃された理由の可能性について議論し,様々なアーカイブデータ中にある,恒星間天体である可能性がある天体について追加の観測を行うことの必要性を提言する.この天体は R. Wainscoat と R. Weryk によって,2014 年 12 月 5 日に小惑星センターのサーキュラー (CBET 4030) で発見が報告された.Pan-STARRS1 望遠鏡で 2014 年 11 月 25 日に発見された天体である.フォローアップ観測で 1-8 秒角レベルの認識可能なコマの存在が報告され,また僅かに尾が見られた.解析の結果,離心率の推定値は 1.653 ± 0.409 となる解もあり,双曲線軌道であることを示唆している.
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