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日々の感想などどうでもよいことを書き連ねるためだけのブログ。
論文関連の(ほぼ)個人用メモ。



arXiv:2001.08834
Nielsen et al. (2020)
Mass determinations of the three mini-Neptunes transiting TOI-125
(TOI-125 をトランジットする 3 つのミニネプチューンの質量決定)

概要

Transiting Exoplanet Survey Satellite (TESS) は現在,明るい恒星周りのトランジットする小さい惑星の全天サーベイを行っている.TESS のサーベイの初年度に,海王星よりも小さい惑星 50 個の密度を測定するという主要な科学目標を達成するという着実な進展があった.初年度は TESS の観測は南天の黄道半球にフォーカスしており,その発見の中には TOI-125 を公転する 3 個のミニネプチューンの発見もあった (Quinn et al. 2019).

ここでは,HARPS による視線速度観測から,TOI-125b, c, d の質量を精密に測定した.
TOI-125b は軌道周期が 4.65 日で,2.726 地球半径.9.50 地球質量であり,TOI-125c と 2:1 の平均運動共鳴に近い.TOI-125c は軌道周期 9.15 日で,2.759 地球半径と b と近い半径を持ち,質量は 6.63 地球質量と,3 惑星の中ではもっとも低密度である.TOI-125d は軌道周期 19.98 日,2.93 地球半径,13,6 地球質量である.
TOI-125b, d の離心率は異常に高く,それぞれ 0.19 と 0.17 である.

今回の解析では,2 つの低シグナルノイズ比の惑星候補 2 つの質量の上限値も与えた.
惑星候補 TOI-125.04 は,1.36 地球半径,軌道周期 0.53 日で,質量の上限値は 2σ で 1.6 地球質量である.TOI-125.05 は,4.2 地球半径,軌道周期 13.28 日で,質量の上限値は 2.7 地球質量であるため,実在する惑星である可能性は低い.

また確認されている 3 惑星の内部構造や,系の安定性や構造などについても議論.

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