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日々の感想などどうでもよいことを書き連ねるためだけのブログ。
論文関連の(ほぼ)個人用メモ。



arXiv:1511.09443
Line & Parmentier (2015)
The Influence of Non-Uniform Cloud Cover on Transit Transmission Spectra
(非一様な雲がトランジット透過スペクトルに与える影響)

概要

惑星を非一様に覆う雲が、トランジット透過スペクトルに与える影響をモデル化した。大気中のまばらな雲は、ほとんどどの太陽系の大気や褐色矮星、トランジットする系外惑星に存在する。

今回の研究の主要な結果としては、部分的な雲が存在する大気は、高金属量の大気をよく模倣し、逆もまた然りである。これは一定の波長域で見られ、特にハッブル宇宙望遠鏡の Wide Field Camera 3 (WFC3)のバンドパス 1.1 - 1.7 μmで顕著である。また、まばらな雲の存在は、全球的に一様な雲の覆いが存在する場合とは異なる特徴を示すことが分かった。

また、非一様な雲のさらなる縮退についても調査を行った。まばらな雲の覆いを持つ太陽組成大気のホットジュピターと、雲無しの高平均分子量大気の暖かい海王星型惑星については、どちらも雲無しの高平均分子量大気と部分的な雲の存在によってよく説明出来てしまうことが分かった。

また、ハッブル宇宙望遠鏡の WFC3で良くスペクトル観測がされている、ホットジュピター HD 189733bと、暖かい海王星型惑星 HAT-P-11bは、部分的な雲と太陽組成大気の組み合わせで説明可能である。これらの惑星について、高平均分子量の大気や、鉛直方向に一様なヘイズの存在を考える必要はない。高平均分子量大気と、部分的に雲の覆いがある大気の違いは、大気中の分子のレイリー散乱の観測の違いから区別することが可能である。

また、惑星の縁に存在する部分的な雲の存在は、光度曲線の入りと出現の ~ 100 ppmの残差として現れる事が分かった。

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