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日々の感想などどうでもよいことを書き連ねるためだけのブログ。
論文関連の(ほぼ)個人用メモ。



arXiv:1801.10254
Lingam & Loeb (2018)
Implications of Captured Interstellar Objects for Panspermia and Extraterrestrial Life
(捕獲された恒星間天体のパンスペルミアと地球外生命への影響)

概要

ここでは,3 体重力相互作用による,恒星間天体の捕獲率の推定を行った.また,このモデルを太陽-木星系と,ケンタウルス座アルファ星A-B 連星系に適用し,捕獲される天体の最大サイズを計算した.

太陽-木星系の場合は捕獲される天体の最大サイズは数十キロメートルで,ケンタウルス座アルファ星A-B 連星系では地球サイズであった.

さらに,岩石物質による生命の輸送と今回のモデルの関係についての考察も行った.太陽系の “漁網” に捕獲された恒星間彗星は,それらの尾の部分の水蒸気の高分解能分光観測を行って酸素同位体の比率を測定することによって,潜在的には区別することが出来る.

パンスペルミア仮説との関連

もしキロメートルサイズの恒星間天体が地球に衝突した場合,地球全体への影響は一時的なものであるが,局所的には顕著な変化をもたらすことが示唆される.

居住可能な環境を持つ惑星は,以下の 2 つの異なる経路のパンスペルミアによって生命の種を持つ可能性がある.
(i) 恒星間天体の惑星への直接衝突
(ii) 恒星間天体の一時的な捕獲と,それに引き続く惑星間のパンスペルミア

パンスペルミアに関する近年の議論は進歩しているが,天体の放出・通過および大気圏再突入を生き延びられる地球外の微生物が存在する可能性については依然としてあまりよく分かっておらず,全てのパンスペルミアモデルには複数の不定性が存在する.

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