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日々の感想などどうでもよいことを書き連ねるためだけのブログ。
論文関連の(ほぼ)個人用メモ。



arXiv:1802.01335
Hoang et al. (2018)
Spinup and Disruption of Interstellar Asteroids by Mechanical Torques, and Implications for 1I/2017 U1 (`Oumuamua)
(Mechanical torque による恒星間小惑星の自転角速度増大と破壊と,1I/2017 U1 (`Oumuamua) への示唆)

概要

ここでは,恒星間小惑星の自転動力学についての研究を行った.特に,星間ガス中を運動する不規則形状の天体に着目した.

今回の研究では,不規則形状な天体へのガス流の衝撃に起因する mechanical torque が,恒星間小惑星の力学および破壊にとって重要になりうることを見出した.

Mechanical torque は恒星間小惑星の自転を加速し,天体が物質強度で決まる臨界値を超える自転速度になった時に,元々の恒星間小惑星からさらに小さい連星小惑星に分解される.恒星間小惑星が非常に不規則な形状をしており,引張強度が弱い場合は,破壊までのタイムスケールは短い.

この結果を,初めて観測された恒星間小惑星である 1I/2017 U1 (`Oumuamua) (オウムアムア) に適用した.その結果,この天体の非常に細長い形状は,星間物質中を移動する間に,連星の破片が再集積した結果であることが示唆される.オウムアムアのタンブリング運動は,mechanical torque による回転破壊によって引き起こされた可能性がある.

最後に,銀河中心のブラックホールによる惑星系の潮汐破壊によって形成されると思われる,高速の小惑星の生存可能性について議論する.非常に不規則な形状の小惑星は,銀河中心付近から地球に到達する前に破壊される可能性が高い.しかし,対称性の高い高速の小惑星は到達可能である.







"Mechanical torque" は「機械的トルク」で良いんでしょうか…?

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