×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
論文関連の(ほぼ)個人用メモ。
arXiv:1803.10830
Han et al. (2018)
OGLE-2017-BLG-0482Lb: A Microlensing Super-Earth Orbiting a Low-mass Host Star
(OGLE-2017-BLG-0482Lb:低質量の主星を公転するマイクロレンズスーパーアース)
このイベントでは,中心星によるスムーズなマイクロレンズ光度曲線の中の,短時間のアノマリーとして惑星のシグナルが検出された.このシグナルは弱く短時間であるが,惑星によるシグナルは 3 つのマイクロレンズサーベイによる,高密度で連続的な観測によって確実に検出された.
光度曲線の解析の結果,中心星と惑星の質量比は 1.4 × 10-4 であった.
また,マイクロレンズ視差が光度曲線の観測から検出された.しかしアインシュタイン角半径は,惑星に誘起される caustic (焦線) をソース天体が横切らなかったため,測定することができなかった.
測定されたイベントの時間スケールとマイクロレンズ視差から,惑星 OGLE-2017-BLG-0482Lb の質量は 9.0 (+9.0, -4.5) 地球質量,中心星 OGLE-2017-BLG-0482L の質量は 0.20 (+0.20, -0.10) 太陽質量と推定される.また中心星と惑星の射影距離は 1.8 au であり,この惑星系までの推定距離は 5.8 kpc である.
arXiv:1803.10830
Han et al. (2018)
OGLE-2017-BLG-0482Lb: A Microlensing Super-Earth Orbiting a Low-mass Host Star
(OGLE-2017-BLG-0482Lb:低質量の主星を公転するマイクロレンズスーパーアース)
概要
晩期 M 矮星を公転するスーパーアースを持つ惑星系の発見を報告する.この惑星系は,マイクロレンズイベント OGLE-2017-BLG-0482 の解析によって発見された,このイベントでは,中心星によるスムーズなマイクロレンズ光度曲線の中の,短時間のアノマリーとして惑星のシグナルが検出された.このシグナルは弱く短時間であるが,惑星によるシグナルは 3 つのマイクロレンズサーベイによる,高密度で連続的な観測によって確実に検出された.
光度曲線の解析の結果,中心星と惑星の質量比は 1.4 × 10-4 であった.
また,マイクロレンズ視差が光度曲線の観測から検出された.しかしアインシュタイン角半径は,惑星に誘起される caustic (焦線) をソース天体が横切らなかったため,測定することができなかった.
測定されたイベントの時間スケールとマイクロレンズ視差から,惑星 OGLE-2017-BLG-0482Lb の質量は 9.0 (+9.0, -4.5) 地球質量,中心星 OGLE-2017-BLG-0482L の質量は 0.20 (+0.20, -0.10) 太陽質量と推定される.また中心星と惑星の射影距離は 1.8 au であり,この惑星系までの推定距離は 5.8 kpc である.
PR
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック