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論文関連の(ほぼ)個人用メモ。



arXiv:1805.10449
Raynard et al. (2018)
NGTS-2b: An inflated hot-Jupiter transiting a bright F-dwarf
(NGTS-2b:明るい F 矮星をトランジットする膨張したホットジュピター)

概要

ホットジュピター NGTS-2b の発見を報告する.これは Next Generation Transit Survey (NGTS) で発見されたものである.この惑星は膨張半径を持っており,平均密度は 0.226 g cm-3 と,知られている中で最も低密度の系外惑星のひとつである.

トランジット深さは 1% と比較的深く,中心星は明るいため,大気の透過分光観測の対象として適している.また中心星の自転速度が速いため,天球上に投影した傾斜角を推定するためのロシター効果を測定する対象としても適している.

NGTS での測光の精度が非常に高いため,この惑星はフォローアップ測光観測の必要なく惑星の存在を確定することが可能であった.

パラメータ

NGTS-2
等級:V = 10.961
距離:360.3 pc
スペクトル型:F5V
有効温度:6478 K
金属量:[Fe/H] = -0.06
年齢:21.7 億歳
質量:1.64 太陽質量
半径:1.702 太陽半径
NGTS-2b
軌道周期:4.511164 日
軌道長半径:0.0630 AU
半径:1.595 木星半径
質量:0.74 木星質量
密度:0.226 g cm-3
平衡温度:1468 K

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