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論文関連の(ほぼ)個人用メモ。



arXiv:1805.10345
Raymond et al. (2018)
Migration-driven diversity of super-Earth compositions
(スーパーアース組成の軌道移動に起因する多様性)

概要

スーパーアースの起源に関する主要なモデルは,planetary embyo (惑星の胚) が原始惑星系円盤中を内側に移動し,恒星に近接した軌道に溜まるという過程を提案している.大きな planetary embryo はスノーラインより遠方で優先的に形成されると考えられているため,主要なモデルでは単純には大部分のスーパーアースは水が豊富な組成であるということを予測する.

ここでは,惑星移動モデルで形成された最も短周期の惑星は,大抵は純粋な岩石組成になることを示す.

地球型惑星が形成される領域を通過する氷の planetary embryo の内側移動は,共鳴 shepherding を介して岩石惑星の降着を加速する.このプロセスを,密度が非常に異なる 2 つの惑星が近接した軌道にある惑星系である,ケプラー36 系に一致させたシミュレーションで説明する.

シミュレーションでは,2 つのスーパーアースはケプラー36 的な軌道配置で形成される.内側惑星は純粋な岩石組成の一方,外側の惑星は氷豊富な組成になる.一連のシミュレーションから,近接スーパーアースの feeding zone はおそらくは広く,また最終的な軌道半径とは接続していない可能性が高いと結論付けた.

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