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日々の感想などどうでもよいことを書き連ねるためだけのブログ。
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arXiv:1810.07572
Luque et al. (2018)
The CARMENES search for exoplanets around M dwarfs: The warm super-Earths in twin orbits around the mid-type M dwarfs Ross 1020 (GJ 3779) and LP 819-052 (GJ 1265)
(M 矮星周りの系外惑星の CARMENES 探査:中期 M 型矮星ロス1020 (GJ 3779) と LP 819-052 (GJ 1265) まわりの温暖なスーパーアース)

概要

低質量星の Ross 1020 (ロス1020,GJ 3779,スペクトル型:M4.0V) と LP 819-052 (GJ 1265,スペクトル型:M4.5V) のまわりの 2 つの惑星の発見を報告する.可視光領域での CARMENES 視線速度観測によって発見された.また GJ 1265 では,HAPRS で取得されていたドップラー測定の公開データも使用した.

解析に用いたデータセットから,それぞれの恒星が 1 つずつの惑星を持つことが判明した,またそれぞれの惑星の特性は非常に似ている.

GJ 3779b と GJ 1265b の最小質量はそれぞれ 8.0, 7.4 地球質量で,低軌道離心率軌道にあり,軌道周期は 3.023 と 3.651 日である.

視線速度データ中に発見された 3 日前後の周期的シグナルは,その他の恒星のスペクトル活動指標には対応するものはなかった.加えて,2 つの中心星の参照可能な測光データを集め,95 日前後の追加のドップラー変動の存在を確認した.これは恒星の自転によるものと考えられる.

これらの惑星を,これまでに発見されている M 型星まわりの系外惑星の質量-周期ダイアグラムにプロットした.その結果,短周期の低質量惑星 (2 - 5 地球質量) が少ない,二峰性の分布をしていることが示唆された.

また,現在視線速度法とトランジット法で M 型星まわりに発見されているスーパーアース (5 地球質量以上) は,一般には単一の惑星を持つ系で占められていることが示唆された.

パラメータ

GJ 3779 系

GJ 3779
別名:Ross 1020
距離:13.748 pc
有効温度:3324 K
金属量:[Fe/H] = 0.00
光度:0.00867 太陽光度
半径:0.281 太陽半径
質量:0.27 太陽質量
自転周期:95 日
GJ 3779b
軌道周期:3.0232 日
軌道離心率:0.07
最小質量:8.0 地球質量
軌道長半径:0.026 au

GJ 1265 系

GJ 1265
別名:LP 819-052
距離:10.255 pc
有効温度:3236 K
金属量:[Fe/H] = -0.04
光度:0.00364 太陽光度
半径:0.192 太陽半径
質量:0.178 太陽質量
自転周期:70 日以上
GJ 1265b
軌道周期:3.6511 日
軌道離心率:0.04
最小質量:7.4 地球質量
軌道長半径:0.026 au

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