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日々の感想などどうでもよいことを書き連ねるためだけのブログ。
論文関連の(ほぼ)個人用メモ。



arXiv:1905.02593
Eigmüller et al. (2019)
NGTS-5b: a highly inflated planet offering insights into the sub-Jovian desert
(NGTS-5b:サブジュピター砂漠への洞察を提供する大きく膨張した惑星)

概要

系外惑星のポピュレーションの解析は,惑星の形成と進化過程に関する洞察を与えてくれる.
短周期惑星においては,質量-周期と半径-周期パラメータ空間における惑星のポピュレーションに関し,中心星のパラメータを考慮に入れずにサブジュピター砂漠 (sub-Jovian desert) について議論が行われきた.

Next Generation Transit Survey (NGTS) はこのサブジュピター砂漠領域の惑星を検出するのに最適化されており,サブジュピター砂漠のさらなる解析を可能とするサーベイである.

特に M/K 型星の主星の周りに短周期惑星を検出することを目的とした高精度の測光サーベイ (NGTS や TESS など) では,経験的なデータをモデルの予測と比較する際には恒星のパラメータを考慮する必要がある.ここでは,サブジュピター砂漠の境界において新しく発見された惑星について報告し,その全体的な特性を解析し,それを用いてサブジュピター砂漠の境界にある系外惑星の特性を示す.

NGTS で得られた光度曲線とフォローアップの分光観測から,新しい系外惑星 NGTS-5b の存在を確認し,またその質量を決定した.この惑星は軌道周期 3.3569866 日の短周期惑星で,0.229 木星質量,1.136 木星半径と大きく膨張した半径を持っている.

この惑星の質量は,サブジュピター砂漠の上端に位置している.中心星 NGTS-5 は K2 型の矮星であるため,NGTS-5b が惑星のポピュレーションに関して解析される時,この恒星のパラメータを考慮する必要がある.

パラメータ

NGTS-5
有効温度:4987 K
金属量:[Fe/H] = 0.12
スペクトル型:K2V
質量:0.661 太陽質量
半径:0.739 太陽半径
NGTS-5b
軌道周期:3.3569866 日
質量:0.229 木星質量
半径:1.136 木星半径
平衡温度:952 K

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