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論文関連の(ほぼ)個人用メモ。



arXiv:1602.07707
Serigano IV et al. (2016)
Isotopic Ratios of Carbon and Oxygen in Titan's CO using ALMA
(ALMA を用いたタイタンの一酸化炭素の炭素と酸素の同位体比)

概要

ALMA (Atacama Large Millimeter/submillimeter Array) を用いた,タイタン大気中の一酸化炭素とその同位体種 (isotopologue) の干渉計観測について報告する.

今回の観測では,CO の J = 1-0, 2-1, 3-2, 6-5,13CO の J = 2-1, 3-2, 6-5,C18O の J = 2-1, 3-2,C17O の J = 3-2 の遷移が検出された.また,line-by-line 輻射輸送コード NEMESIS を用いた観測されたライン分布のモデリングから,分子存在度と鉛直大気構造が導出された.

C17O を > 8σ の確実性で検出したことにより,外部太陽系において 17O を初めて分光学的に検出した

一酸化炭素の存在度は 49.6 ± 1.8 ppm であり,高度によらず一定であると考えられる.同位体比は 12C/13C = 89.9 ± 3.4,16O/18O = 486 ± 22,16O/17O = 2917 ± 359 であった.タイタン大気中の一酸化炭素における 16O/18O の測定は,これまでで最も高精度である.また,この結果は選考観測の結果と整合的であり,また地球での同位体比とも大きな差は見られなかった.

(※参考:地球での同位体比は,12C/13C = 89.3,16O/18O = 498.8,16O/17O = 2680.6)

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