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日々の感想などどうでもよいことを書き連ねるためだけのブログ。
論文関連の(ほぼ)個人用メモ。



arXiv:1609.05729
Hrudková et al. (2016)
The discovery of a planetary candidate around the evolved low-mass Kepler giant star HD 175370
(進化した低質量ケプラー巨星 HD 175370 まわりでの惑星候補の発見)

概要

HD 175370 の周りに,視線速度法によって最小質量 4.6 木星質量の惑星候補を検出した.この恒星はスペクトル型 K2 III の巨星である.ケプラーで観測された 95 の巨星の周りに惑星を探すプロジェクトの一環として発見されたものであり,5 年 4 ヶ月の詳細な視線速度観測の結果である.観測には,2 m Alfred Jensch 望遠鏡のエシェル分光器と,1.2 Mercator 望遠鏡の fibre-fed エシェル分光器である HERMES を用いた.

視線速度の変動は,~ 349.5 日周期である.この変動は,より長周期のトレンドの上に乗っている.この変動は,HD 175370 のまわりに,高軌道離心率で ~ 88 年周期の低質量の恒星と,軌道離心率 0.22 の惑星が存在するとすると説明することが出来る.

しかしこの変動は,恒星外層の脈動に起因するものである可能性は排除できない.今後の観測でこの不定性に答える必要がある.

ケプラーによる測光観測から,中心星は低質量で,赤色巨星分枝 (red giant branch) が,漸近巨星分枝 (asymptotic-giant branch) にいると推測される.

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