忍者ブログ
日々の感想などどうでもよいことを書き連ねるためだけのブログ。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


論文関連の(ほぼ)個人用メモ。



arXiv:1612.01616
Guo et al. (2016)
The metallicity distribution and hot Jupiter rate of the Kepler field: Hectochelle High-resolution spectroscopy for 776 Kepler target stars
(ケプラー視野内における金属量分布とホットジュピターの存在頻度:ケプラー観測対象の 776 星のヘクトシェル高分解能分光観測)

概要

ケプラーのトランジットサーベイによって推定されているホットジュピターの存在頻度は,太陽近傍の恒星を対象とした視線速度法によるサーベイによる存在頻度の推定値のおおよそ半分となっている.

この違いを説明するための一つの仮説は,2 つのサーベイは異なる金属量分布の恒星を対象としているのではないかというものである.この仮説を検証するために,ケプラーで観測した多数の恒星のの金属量の分布を,Hectochelle multi-fiber 高分解能分光装置で観測した.

測定した金属量の分布は,平均値 [M/H] = -0.045 で特徴づけられ,過去のケプラーの観測範囲の恒星に関する研究と整合的であった.

これに比べ,California Planet Search の視線速度観測でのサンプルは,金属量の分布は平均で [M/H] = -0.005 であった.また,コルモゴロフ・スミルノフ検定によると,これらのサンプルは異なる母集団から来ている.

また両サンプルの解析の結果,2 つのサンプル間の金属量の違いはホットジュピターの存在頻度の違いを説明するには不十分であることが分かった.違いを説明するためには,金属量の違いは 0.2 - 0.3 程度無ければいけない.

結論として,その他の要因,例えば連星の混入や恒星の情報の不完全さなどが原因だろうと考えられる.

拍手[0回]

PR

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック