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またまたちょっと気になる天文系ニュース。

どうやら、木星にある大赤斑の大きさが急激に縮小しているとのこと。
AstroArts記事
急速に縮む木星の大赤斑

大赤斑ってのは木星のデカい目のような模様のことですね。
木星大気の台風のような存在と言われる事もあるけど、台風は低気圧なのに対して大赤斑は高気圧の渦とのこと。

木星表面が詳細に観測されるようになって以来数百年以上、恐らくずっと存在し続けているという非常に息の長い大気現象です。
地球の同じような渦である台風がせいぜい数日ということを考えると、数百年というタイムスケールはとんでもなく長いことが分かります。

ところがなんとその大赤斑がかなり急速に縮小していることが観測から分かったのだとか。
大赤斑の形成と維持のメカニズムがはっきりとは分かっていない以上、急激な縮小の原因も恐らく分かっていないだろうと思われます。

木星のこういう模様は時たま形成されて成長するようで、2000年頃には「オーバルBA」という似たような(ただし小規模な)渦が形成され、現在も存在し続けていることが分かっています。
しかもそのオーバルBAの歴史をたどると、なんと1939年頃に形成されたもっと小さな渦が、90年代後半から段階的に合体して成長したというから驚きです。そもそもそんな昔から継続的に渦模様が観測され続けていたということも驚きではありますが。

ということで、木星大気の中では時々渦が形成されて、それが合体して成長するものもあれば消滅するものもあり、合体して成長した渦は長期間に渡って安定的に存在する傾向にあるということが分かります。


さて大赤斑の縮小ですが、このまま消えてしまうんでしょうか。
木星の特徴的な模様が一つ消えてしまうのはなんだか悲しい気もしますが、数百年以上に渡ってずっと存在し続けていて、不動の存在と思われていた渦が消滅する瞬間に立ち会えるというのもまた貴重な体験のように思います。
もちろんまだ消滅すると決まったわけではありませんが。

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