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日々の感想などどうでもよいことを書き連ねるためだけのブログ。
論文関連の(ほぼ)個人用メモ。



arXiv:1812.11334
Vavilov & Medvedev (2019)
Dust bombardment can explain the extremely elongated shape of 1I/'Oumuamua and the lack of interstellar objects
(ダストの爆撃がオウムアムアの非常に細長い形状と恒星間天体の欠乏を説明する)

概要

オウムアムアは初めて観測された恒星間天体である.
この天体の光度曲線の振幅から,この天体は非常に細長い形状をしており,軸比が少なくとも 5:1 であることが示唆されている.太陽系内にはこのような細長い天体は発見されておらず,また恒星間天体の発見数が少ないように思えることも興味深い問題である.

ここでは,オウムアムアはかつては 500 × 300 m のサイズのやや細長い小惑星であった可能性について示す.恒星間空間のダストの衝突によって引き起こされる天体表面の侵食によって,天体の軸比は上昇する.

シンプルに,恒星間天体が星間物質中を 3000 万年 - 20 億年の間動いていたと考えると,ダストの衝突によってオウムアムアを現在の形状にすることができる.粒子の密度が 10-23 g cm-3 のダスト雲を 50 km/s で 10 pc にわたって天体が通過した場合も,オウムアムアの形状に対して同じ効果を与える.

直径が 100 メートルより小さい天体が破壊されずに銀河円盤内を運動できる期間は,わずか 3000 万年である.このことは,恒星間天体が今日まで少数しか発見されていないことを説明する可能性がある.

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