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論文関連の(ほぼ)個人用メモ。



arXiv:1906.09866
Kossakowski et al. (2019)
TOI-150b and TOI-163b: two transiting hot Jupiters, one eccentric and one inflated, revealed by TESS near and at the edge of the JWST CVZ
(TOI-150b と TOI-163b:2 つのトランジットするホットジュピター,一つはエキセントリックで一つは膨張しており,TESS で明らかにされ JWST の継続観測領域の近くと縁に位置している)

概要

新しい系外惑星 TYC9191-519-1b (TOI-150b, TIC 271893367)HD271181b (TOI-163b, TIC 179317684) の発見を報告する.

これたの惑星は,Transiting Exoplanet Survey Satellite (TESS) の Sector 1 での測光観測で最初に検出され,その後のフォローアップ測光観測,高分散分光観測とスペックル撮像で 2 つのシグナルが惑星であることを確認した.
測光観測データと視線速度データの同時フィッティングは,juliet パッケージを用いて実行した.

TOI-150b は 1.254 木星半径で,2.61 木星質量と重いホットジュピターである.軌道周期は 5.857 日である.一方で TOI-163b は 1.478 木星半径,1.219 木星質量と膨張した半径を持つホットジュピターで,軌道周期は 4.231 日である.中心星はどちらも F 型星であった.

特に興味深い点は,TOI-150b は e = 0.262 と離心軌道にあることである.この離心率の大きさは,ホットジュピターとしては非常に珍しい.しかし,円軌道化のタイムスケールはこの系の年齢よりわずかに長いことから,この離心率の大きさは整合的であると推定される.

これらの 2 つのホットジュピターはどちらも,さらなる特徴付け観測に適している.特に,ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の Continuous Viewing Zone (CVZ,継続的に観測可能な領域) に近い位置にあることから,ロシター効果を用いた spin-orbit alignment や,二次食の観測を用いた大気の温度構造の特徴付けに非常に適している.

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