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論文関連の(ほぼ)個人用メモ。



arXiv:2002.00906
Trifonov et al. (2020)
The CARMENES search for exoplanets around M dwarfs. Dynamical characterization of the multiple planet system GJ 1148 and prospects of habitable exomoons around GJ 1148 b
(M 矮星周りの CARMENES による系外惑星探査.複数惑星系 GJ 1148 の力学的な特徴付けと GJ 1148b の周りの居住可能な系外衛星の可能性)

概要

GJ 1148 は M 型星で,2 つの土星質量惑星を離心軌道で持つ惑星系である.惑星の軌道周期はそれぞれ 41.38, 532.02 日である.この複数惑星系の軌道配置と力学を,CARMENES での精密な視線速度観測の再解析から明らかにした.

CARMENES による高精度の新しい観測とアーカイブデータを,HIRES の参照可能なデータを組み合わせて解析した.また,永年理論と直接 N 体積分を用いて軌道力学を調査.さらに GJ 1148b の周りのハビタブルである可能性のある衛星の存在可能性についても調査した.

更新された GJ 1148 系の力学解析から,この系の軌道パラメータは位相空間の広い範囲において長期的に安定であることが示され,また惑星の軌道配置は近点の向きが揃っていることが示唆される.しかし,高次の平均運動共鳴の尽数関係には入っていない.

GJ 1148b は中心星の楽観的なハビタブルゾーンの中を公転している.この惑星の周囲の系外衛星が存在できる範囲について調査した結果,安定な領域は狭い範囲でしかないことが判明した.しかしこの安定領域に衛星が存在した場合,惑星との潮汐相互作用によって急速に軌道崩壊を起こす.

この系は,中心星が M 型矮星で,2 つの巨大ガス惑星を持ち,内側の惑星はハビタブルゾーン内にあるという非常に希少な系である.また,GJ 1148b の周りにはハビタブルな系外衛星は存在しない可能性が極めて高いだろうと結論付けた

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