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論文関連の(ほぼ)個人用メモ。



arXiv:1705.09230
Palle et al. (2017)
A feature-rich transmission spectrum for WASP-127b
(WASP-127b の特徴に富んだ透過スペクトル)

概要

WASP-127b はこれまで発見されている中でも特に低密度の惑星である.質量は,土星より軽い 0.18 木星質量であり,また半径は木星より大きい 1.37 木星半径である.中心星の WASP-127 は明るい G5 星であり,この中心星は主系列段階を離れようとしている.

この惑星の大気を観測して主要な大気組成の復元を行った,また,この惑星の膨張した半径やその進化史について考察した.

観測には NOT 望遠鏡の ALFOSC 分光器を用い,低スペクトル分解能 (R ~ 330) の観測を行った.


その結果,青い側の短波長で強いレイリースロープを検出した.また,ナトリウムの吸収の兆候を検出した.しかし今回得られたデータの品質からは,ナトリウムを検出したと断定することは出来ない.

赤い側の波長の吸収特性は,惑星大気中の酸化チタン (TiO) と酸化バナジウム (VO) による吸収によって説明できることが分かった.

惑星大気の吸収特性を確実に明らかにするためには,さらなる高いシグナルノイズ比の観測が必要とされる.しかし,この惑星は雲なし大気を持ち,将来的な大気の観測対象として適していると考えられる.

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