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日々の感想などどうでもよいことを書き連ねるためだけのブログ。
論文関連の(ほぼ)個人用メモ。



arXiv:1710.07846
Blum et al. (2017)
Evidence for the formation of comet 67P/Churyumov-Gerasimenko through gravitational collapse of a bound clump of pebbles
(67P/チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星は束縛されたペブルの固まりの重力的崩壊を介して形成されたという証拠)

概要

太陽系の惑星天体の形成過程は,まだ完全には理解されていない.
ここでは欧州宇宙機関 (ESA) のロゼッタミッションで得られた結果を用い,彗星 67P/Churyumov-Gerasimenko (チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星) は,微細な氷粒子と混合した,mm サイズのダストアグリゲイト (pebble,ペブル) の,重力的に束縛された塊の穏やかな重力的崩壊を介して形成されたと思われる証拠を示す.

この彗星形成シナリオは,ロゼッタ探査機に搭載された機器と,彗星着陸機のフィラエによって測定された,彗星全体の空隙率・均質性・引っ張り強度・熱慣性・垂直方向の温度分布・サイズ・放射されるダストの空隙率・そして太陽に近づくのに伴って急激に増加する水蒸気生成率を同時に説明できる可能性がある.

今回の発見は,若い恒星の周りの原始惑星系円盤に豊富に存在することが観測されているペブルは,彗星やその他の小天体を構成する物質となることを示唆している.

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