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横浜滞在記、というかみなとみらい地区滞在記の続き。
滞在期間中はそれなりに忙しかったのであちこち遊んでいる時間はありませんでしたが、せっかく横浜に来ているのだから中華街で中華料理を食べなくては!というわけの分からぬ使命感に駆られてしまったわけです。
というわけで、滞在期間中1回だけですが中華街へ遊びに行ってきました。
前回横浜を訪れた時も、当然のごとく友人の案内で中華街には遊びに来たんですが、大体は前回訪れた時の雰囲気のままでした。
初めて中華街に来た時にびっくりしたのが、
『栗の押し売りに注意!』
という謎の立て看板。
いやはや、栗というのはそもそも押し売りの対象になるものなのか、栗の押し売りとはなんぞや、という衝撃を感じたのを覚えています。
東アジアの国の街中に行くと結構何かしらの押し売りがいて無理矢理モノやサービスを売りつけようとして、気弱な日本人は押しに負けて買ってしまうという事例があるらしいですが、これが横浜は中華街の中で実現されようとしているわけですね。
どうやら、試食を装って栗を差し出してくるんだけど、それに口をつけてしまうと栗を食ったということで代金を請求されるのだそうな。
実際に押し売られなかったので、押し売りがどのような手口で押して売ってくるのかは分からなかったし想像も出来なかったけど、立て看板で注意喚起しているということは実害があるということなのだろう。
まぁ、店先のおばちゃんからは「栗どう?」という声をかけられたのはかけられたので、それがエスカレートすると押し売りになるのかもしれない。
前回は「押し売りに注意」という立て看板だったけれど、今回訪れた時は看板がパワーアップしていて、中華街の協同組合か何かが栗販売のお墨付きを出している所はそれを示すマークが付けられている、ということが読み取れる看板になっていました。
「押し売り」という表現ではなく、より強く「強引な甘栗の販売に注意」といった文面になっていたはず。
甘栗は名物らしいけど、甘栗は強引に販売するものというイメージがついてしまいますな。
前回も今回も、甘栗を押し付けてくるような場面には遭遇しなかったけど、いろいろ話を聞くと本当に押し売りは酷いそうなので、押し売ろうとしている側も相手を選んで押しているのかも知れない、なんて事を思いました。まぁ......売れそうな所に売る、という意味では商売の基本かも知れないが。
甘栗は押し売られなかったけど、うちでメシを食っていけ、という客の呼び込みはなかなかすごかった。
店の前に人が立っていて、その近くを通ると若干進路を防がんとしているのか進路のやや斜め前あたりにずいっと立ち、メニュー表を広げて呼び込みをする。
前回横浜在住の友人に案内してもらった時は、さすが地元在住なだけあって表通りからやや外れた少しこぢんまりとしたオススメの店に連れて行ってもらったのだけど、何年も前に1回だけ行ったこぢんまり店を覚えていようはずも無く今回のプランは完全に白紙。
かといって客引きされた所にそのままはいはいと入っていくのもどうかなぁ、と思ったのでしばらく通りをうろうろすることになりました。
客引きと言えば一人ものすごく粘ってくる人がいて、「ご飯は食べたか?」の問いに思わず「まだです」と答えてしまったために通りを十数メートルに渡って追いかけられ、「そこの店はまずいから行くな」とか「うちで食べていけ」という旨の事をさんざん言われて非常に参りました。いや、客引きするのは良いにしても目の前の店を指差して「ここはまずい」は無いだろう......。
風貌はどう見ても韓国系の若い兄ちゃんだったけど、他店を貶して客引きってのは、ねぇ。
とりあえず、「ご飯はもう食べたのか」という質問をされたら、食べていようが食べていまいが「もう食べた」と答えるのが正解だというのを、今後の参考として覚えておきたいですね。
さてノープランでやってきた中華街ですが、やたらと「チャンピオン」とか「金メダル」を宣伝する看板が多いですね。一体どのようなグループ内でのチャンピオンなのか金メダルなのかはよく分かりませんが、要するに味には自身有り、ということなんでしょう。
「あの◯◯が監修」みたいなのを謳い文句にしている店も幾つかありますね。
個人的には中華街で中華料理が食べられれば問題ないので、歩いていて目に入った、こちらも金メダリストの称号を掲げる、フカヒレ専門店「三国志」に入店する事にしました。
三国志 新館の食べログページ
食べログを貼付けるのはなんかあれだけど、メインのホームページがなぜか閲覧出来なかったから仕方ない......。
店頭メニューには、なるほどこれはフカヒレだなと形で分かる料理も陳列してありましたが、価格の桁数が......。
もちろんリーズナブルな料理もあるので当然ながらそちらをチョイスです。
フカヒレ専門店に来た以上はフカヒレ料理を食べなければというまたしてもよく分からない使命感に駆られたわけですが、お値段の壁という絶対的なポテンシャル障壁がある以上小さくまとまらざるを得ません。
麺類を食べたかったので、フカヒレ入りの黒ゴマ担々麺をチョイスする事にしました。

こちらがフカヒレ入り黒ゴマ担々麺。
見た目はちょっと色が茶色っぽい普通の担々麺なんですが、ちょっとかき混ぜてみると...
...黒い!!
いやもちろん、黒ゴマが入っている以上黒いのは当然なんだけど、底の方に黒ゴマ成分が沈んでいるのでかき混ぜると茶色と灰色が入り交じった不思議な色合いになります。
さてフカヒレですが、一番上に乗っかっている春雨みたいなのがどうやらフカヒレのようです。なるほどこれがフカヒレと言うものか、どれどれ、みたいな感じでフカヒレだけ食べてみたんだけど、なんと言うか、ちょっとこりこりした春雨のような、よく分からないままで終わりました。
やはりフカヒレ本来の味や歯ごたえを楽しむには値段を一桁上げるしか無いという事か...!
担々麺自体は、黒ゴマの風味がしっかり聞いた担々麺で、美味しかったです。
それからフカヒレ入りの餃子も注文したのですが、羽根つきの餃子というものらしい。
羽根つきというのは、要するに
こういうことですね。
どこが本体なのかよく分からない!
餃子も美味しかったですが、フカヒレが入っていたのかどうかはよく分からないというのが正直なところです。
ま、所詮その程度の幸せな舌の持ち主です。
次また横浜に来る機会があれば、今度はもう少し雑然としたというか、ごちゃごちゃした雰囲気の店にも行ってみたいなぁと思いました。ただそのためには下調べが必要そうだ...。素人チョイスで下手に表通りから外れた店を選んで、とんでもない目に遭うというのは避けたいので...。
何事も冒険とは言うけど、別にそこで冒険したいとは思わない。
前の日記ではやれ横浜の街はきれいだのオシャレだのいう話を散々しましたが、夜景もやはり綺麗ですね。
うーん、実に美しい。
滞在期間中はそれなりに忙しかったのであちこち遊んでいる時間はありませんでしたが、せっかく横浜に来ているのだから中華街で中華料理を食べなくては!というわけの分からぬ使命感に駆られてしまったわけです。
というわけで、滞在期間中1回だけですが中華街へ遊びに行ってきました。
前回横浜を訪れた時も、当然のごとく友人の案内で中華街には遊びに来たんですが、大体は前回訪れた時の雰囲気のままでした。
初めて中華街に来た時にびっくりしたのが、
『栗の押し売りに注意!』
という謎の立て看板。
いやはや、栗というのはそもそも押し売りの対象になるものなのか、栗の押し売りとはなんぞや、という衝撃を感じたのを覚えています。
東アジアの国の街中に行くと結構何かしらの押し売りがいて無理矢理モノやサービスを売りつけようとして、気弱な日本人は押しに負けて買ってしまうという事例があるらしいですが、これが横浜は中華街の中で実現されようとしているわけですね。
どうやら、試食を装って栗を差し出してくるんだけど、それに口をつけてしまうと栗を食ったということで代金を請求されるのだそうな。
実際に押し売られなかったので、押し売りがどのような手口で押して売ってくるのかは分からなかったし想像も出来なかったけど、立て看板で注意喚起しているということは実害があるということなのだろう。
まぁ、店先のおばちゃんからは「栗どう?」という声をかけられたのはかけられたので、それがエスカレートすると押し売りになるのかもしれない。
前回は「押し売りに注意」という立て看板だったけれど、今回訪れた時は看板がパワーアップしていて、中華街の協同組合か何かが栗販売のお墨付きを出している所はそれを示すマークが付けられている、ということが読み取れる看板になっていました。
「押し売り」という表現ではなく、より強く「強引な甘栗の販売に注意」といった文面になっていたはず。
甘栗は名物らしいけど、甘栗は強引に販売するものというイメージがついてしまいますな。
前回も今回も、甘栗を押し付けてくるような場面には遭遇しなかったけど、いろいろ話を聞くと本当に押し売りは酷いそうなので、押し売ろうとしている側も相手を選んで押しているのかも知れない、なんて事を思いました。まぁ......売れそうな所に売る、という意味では商売の基本かも知れないが。
甘栗は押し売られなかったけど、うちでメシを食っていけ、という客の呼び込みはなかなかすごかった。
店の前に人が立っていて、その近くを通ると若干進路を防がんとしているのか進路のやや斜め前あたりにずいっと立ち、メニュー表を広げて呼び込みをする。
前回横浜在住の友人に案内してもらった時は、さすが地元在住なだけあって表通りからやや外れた少しこぢんまりとしたオススメの店に連れて行ってもらったのだけど、何年も前に1回だけ行ったこぢんまり店を覚えていようはずも無く今回のプランは完全に白紙。
かといって客引きされた所にそのままはいはいと入っていくのもどうかなぁ、と思ったのでしばらく通りをうろうろすることになりました。
客引きと言えば一人ものすごく粘ってくる人がいて、「ご飯は食べたか?」の問いに思わず「まだです」と答えてしまったために通りを十数メートルに渡って追いかけられ、「そこの店はまずいから行くな」とか「うちで食べていけ」という旨の事をさんざん言われて非常に参りました。いや、客引きするのは良いにしても目の前の店を指差して「ここはまずい」は無いだろう......。
風貌はどう見ても韓国系の若い兄ちゃんだったけど、他店を貶して客引きってのは、ねぇ。
とりあえず、「ご飯はもう食べたのか」という質問をされたら、食べていようが食べていまいが「もう食べた」と答えるのが正解だというのを、今後の参考として覚えておきたいですね。
さてノープランでやってきた中華街ですが、やたらと「チャンピオン」とか「金メダル」を宣伝する看板が多いですね。一体どのようなグループ内でのチャンピオンなのか金メダルなのかはよく分かりませんが、要するに味には自身有り、ということなんでしょう。
「あの◯◯が監修」みたいなのを謳い文句にしている店も幾つかありますね。
個人的には中華街で中華料理が食べられれば問題ないので、歩いていて目に入った、こちらも金メダリストの称号を掲げる、フカヒレ専門店「三国志」に入店する事にしました。
三国志 新館の食べログページ
食べログを貼付けるのはなんかあれだけど、メインのホームページがなぜか閲覧出来なかったから仕方ない......。
店頭メニューには、なるほどこれはフカヒレだなと形で分かる料理も陳列してありましたが、価格の桁数が......。
もちろんリーズナブルな料理もあるので当然ながらそちらをチョイスです。
フカヒレ専門店に来た以上はフカヒレ料理を食べなければというまたしてもよく分からない使命感に駆られたわけですが、お値段の壁という絶対的なポテンシャル障壁がある以上小さくまとまらざるを得ません。
麺類を食べたかったので、フカヒレ入りの黒ゴマ担々麺をチョイスする事にしました。
こちらがフカヒレ入り黒ゴマ担々麺。
見た目はちょっと色が茶色っぽい普通の担々麺なんですが、ちょっとかき混ぜてみると...
...黒い!!
いやもちろん、黒ゴマが入っている以上黒いのは当然なんだけど、底の方に黒ゴマ成分が沈んでいるのでかき混ぜると茶色と灰色が入り交じった不思議な色合いになります。
さてフカヒレですが、一番上に乗っかっている春雨みたいなのがどうやらフカヒレのようです。なるほどこれがフカヒレと言うものか、どれどれ、みたいな感じでフカヒレだけ食べてみたんだけど、なんと言うか、ちょっとこりこりした春雨のような、よく分からないままで終わりました。
やはりフカヒレ本来の味や歯ごたえを楽しむには値段を一桁上げるしか無いという事か...!
担々麺自体は、黒ゴマの風味がしっかり聞いた担々麺で、美味しかったです。
それからフカヒレ入りの餃子も注文したのですが、羽根つきの餃子というものらしい。
羽根つきというのは、要するに
こういうことですね。
どこが本体なのかよく分からない!
餃子も美味しかったですが、フカヒレが入っていたのかどうかはよく分からないというのが正直なところです。
ま、所詮その程度の幸せな舌の持ち主です。
次また横浜に来る機会があれば、今度はもう少し雑然としたというか、ごちゃごちゃした雰囲気の店にも行ってみたいなぁと思いました。ただそのためには下調べが必要そうだ...。素人チョイスで下手に表通りから外れた店を選んで、とんでもない目に遭うというのは避けたいので...。
何事も冒険とは言うけど、別にそこで冒険したいとは思わない。
前の日記ではやれ横浜の街はきれいだのオシャレだのいう話を散々しましたが、夜景もやはり綺麗ですね。
うーん、実に美しい。
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所用があって横浜に滞在してきました。
自分の中での横浜のイメージは小さい頃と比べるとずいぶん変遷して来ています。
かつては新幹線基準で言うと新横浜にはのぞみが停車しなかったり、熱海には停車するひかりが新横浜を通過したりといった扱いを受けていて、東京という大都会の裾野に位置する一都市、という印象でした。
「ひかりが(ダイヤによっては)新横浜に止まらない」という件についてはある一件があって印象に残っています。
修学旅行の際に新幹線のひかりに乗って上京したことがあるのですが、修学旅行を計画していた教員一同も生徒一同も新幹線は新横浜に停車すると信じて疑わず、修学旅行のしおりにすら『新横浜を発車したら全員が着席し、下車準備を始める』と書かれていました。
乗車すれば停車駅案内がテロップなり車内アナウンスなりで流れるので当該ひかりが新横浜に停車しない事は分かるのですが、当初は教員も生徒も誰も気付かず、丹那トンネルを通過しているあたりで自分が初めて気が付いて担任に報告した、という出来事がありました。
まぁ、新横浜に止まろうが通過しようが大した支障は無かったわけですが(新横浜を通過した頃に着席して点呼・下車準備開始をしただけ)、この一件のおかげで『新横浜にひかりが止まらない(場合もある)』というのが頭に刻まれてしまったわけです。
しばらく新幹線を使用しない時期があり、その間にいつの間にか新横浜にはひかりどころか、のぞみの全列車が停車する扱いになっていてビックリしたことがあります。もちろん、今になって横浜の規模を考えるとその扱いは当然だと思うのですが。
そんなこんなで、現在では横浜という街に持つ印象は、かつて持っていたイメージとは大きく異なるわけですが、横浜を訪れるのは(はっきりと記憶している中では)今回が2回目です。
初めて訪れた時には既に自分の中での横浜のイメージは新しく更新されていたんですが、やはり実際に行って回ってみるのでは印象が異なりますね。
初めて行った時は横浜在住の友人に案内してもらいましたが、観光地としても有名な港湾地区(みなとみらい地区)から起伏の激しい山際の地区まで案内してもらい、同じ横浜でもこんなに印象が違うのかという感想を抱きました。
メディアなどでよく目にする横浜は海沿い地区か中華街なので、住宅地になっている山際の印象は訪れているまで持っていなかったわけです。
今回の滞在は最初から最後までほとんどみなとみらい地区にいましたが、感じたのは「やっぱこの街はオシャレだなぁ」というものです。なんというか、うまく言い表せないんですが、洗練されていますよね。
今回の横浜滞在の起点は新横浜駅でした。
新幹線から横浜線に乗り換えたんですが、横浜線の電車の混雑具合がなんともすごい。1週間程度の滞在なのでスーツケースを携えていたんですが、それを抱えて乗るのが申し訳なく思えるほどの混雑でした。
ちなみにこの混雑の件を横浜在住の友人にしたところ、「次からは地下鉄を使うと良い」というアドバイスを受けました。横浜駅に直通してるし、JRに比べると幾分か空いているとのことです。
次回横浜を訪れる機会があったら地下鉄を試してみようと思います。
横浜線の電車になんとか乗り込み、そのまま桜木町まで行ったんですが、横浜から桜木町へ向かっている途中に線路が撤去された跡があり、『ああ、これが東急東横線の廃線跡か』と一瞬感慨にふけりました。
都市中心部での廃線の場合も、ホーム跡など結構遺構は残る物なんですね。いや、むしろ都市部の場合は下手に撤去するほうが面倒だし費用もかかるから、最低限の撤去で済ませてしまうということなのだろうか。
このような感じで、行きはJRだけで済ませたんですが、みなとみらい地区での交通にはもちろんみなとみらい線を活用しました。みなとみらい線も開業から10年が経過したということで、10周年記念の掲示があちこちにしてありましたが、つまり東横線の横浜-桜木町間廃止からも10年経つという事なんですね。
みなとみらい線が開業した当初は、みなとみらい地区と合わせて「なんじゃその名前は」と思った事もありましたが、やはり年月を経て慣れるというプロセスが重要なのでしょうか、今では大した違和感を覚えないのはすごいことです。
正確には「横浜高速鉄道みなとみらい21線」と言うようで......え、「21」が必要なのか。
みなとみらい地区というのも、より正確には「みなとみらい21」地区になるようですね。うーん、しかし「21」を併記している標識は全く記憶にないな。
みなとみらい線は、元町・中華街駅、みなとみらい駅、馬車道駅と横浜駅を利用しましたが、どの駅も綺麗ですね。
馬車道駅なんかは地上の入り口から階段降りたらだだっ広いスペースがあって、そこに改札があるのかと思ったら更にもう一階層下にまただだっ広いスペースがあって、そこが改札という余裕たっぷりな作りで驚きました。駅構内を利用したそれなりの規模のイベントが開催出来そうですね。調べてみたら、過去に開催された実績もあるようです。
みなとみらい駅は他の施設と建物が一体化していて、あちこちでエスカレーターやエレベーターが繋がっていてダンジョンのようでした。
一応地下駅なのに上の方まで吹き抜けで繋がっていて、かなり上の階層のエスカレーターから駅ホームが見える構造になっているのには驚きました。さっきから驚いてばかりですね。
こんな感じで、2回目の横浜滞在で改めて感じたのは、横浜は(というよりみなとみらい地区は)過度にオシャレだなという印象です。
...ううむ、これだとなんかけなしているような文面に見えるな。
所詮短期間の滞在なので横浜の全体像は分かりませんし、更に今回はみなとみらい地区近辺しか滞在していませんが、いい街だなぁというのが正直な感想です。
ちなみにみなとみらい地区で働いている友人によると、
「すごく良い街だしオシャレな街だけど、ここで働いているとどうしても職場というイメージが強くなるので、デートスポットとして有名ではあるけどプライベートでは来たく無くなる」
だそうです。
まぁなるほど、そうだろうなぁ......。
自分の中での横浜のイメージは小さい頃と比べるとずいぶん変遷して来ています。
かつては新幹線基準で言うと新横浜にはのぞみが停車しなかったり、熱海には停車するひかりが新横浜を通過したりといった扱いを受けていて、東京という大都会の裾野に位置する一都市、という印象でした。
「ひかりが(ダイヤによっては)新横浜に止まらない」という件についてはある一件があって印象に残っています。
修学旅行の際に新幹線のひかりに乗って上京したことがあるのですが、修学旅行を計画していた教員一同も生徒一同も新幹線は新横浜に停車すると信じて疑わず、修学旅行のしおりにすら『新横浜を発車したら全員が着席し、下車準備を始める』と書かれていました。
乗車すれば停車駅案内がテロップなり車内アナウンスなりで流れるので当該ひかりが新横浜に停車しない事は分かるのですが、当初は教員も生徒も誰も気付かず、丹那トンネルを通過しているあたりで自分が初めて気が付いて担任に報告した、という出来事がありました。
まぁ、新横浜に止まろうが通過しようが大した支障は無かったわけですが(新横浜を通過した頃に着席して点呼・下車準備開始をしただけ)、この一件のおかげで『新横浜にひかりが止まらない(場合もある)』というのが頭に刻まれてしまったわけです。
しばらく新幹線を使用しない時期があり、その間にいつの間にか新横浜にはひかりどころか、のぞみの全列車が停車する扱いになっていてビックリしたことがあります。もちろん、今になって横浜の規模を考えるとその扱いは当然だと思うのですが。
そんなこんなで、現在では横浜という街に持つ印象は、かつて持っていたイメージとは大きく異なるわけですが、横浜を訪れるのは(はっきりと記憶している中では)今回が2回目です。
初めて訪れた時には既に自分の中での横浜のイメージは新しく更新されていたんですが、やはり実際に行って回ってみるのでは印象が異なりますね。
初めて行った時は横浜在住の友人に案内してもらいましたが、観光地としても有名な港湾地区(みなとみらい地区)から起伏の激しい山際の地区まで案内してもらい、同じ横浜でもこんなに印象が違うのかという感想を抱きました。
メディアなどでよく目にする横浜は海沿い地区か中華街なので、住宅地になっている山際の印象は訪れているまで持っていなかったわけです。
今回の滞在は最初から最後までほとんどみなとみらい地区にいましたが、感じたのは「やっぱこの街はオシャレだなぁ」というものです。なんというか、うまく言い表せないんですが、洗練されていますよね。
今回の横浜滞在の起点は新横浜駅でした。
新幹線から横浜線に乗り換えたんですが、横浜線の電車の混雑具合がなんともすごい。1週間程度の滞在なのでスーツケースを携えていたんですが、それを抱えて乗るのが申し訳なく思えるほどの混雑でした。
ちなみにこの混雑の件を横浜在住の友人にしたところ、「次からは地下鉄を使うと良い」というアドバイスを受けました。横浜駅に直通してるし、JRに比べると幾分か空いているとのことです。
次回横浜を訪れる機会があったら地下鉄を試してみようと思います。
横浜線の電車になんとか乗り込み、そのまま桜木町まで行ったんですが、横浜から桜木町へ向かっている途中に線路が撤去された跡があり、『ああ、これが東急東横線の廃線跡か』と一瞬感慨にふけりました。
都市中心部での廃線の場合も、ホーム跡など結構遺構は残る物なんですね。いや、むしろ都市部の場合は下手に撤去するほうが面倒だし費用もかかるから、最低限の撤去で済ませてしまうということなのだろうか。
このような感じで、行きはJRだけで済ませたんですが、みなとみらい地区での交通にはもちろんみなとみらい線を活用しました。みなとみらい線も開業から10年が経過したということで、10周年記念の掲示があちこちにしてありましたが、つまり東横線の横浜-桜木町間廃止からも10年経つという事なんですね。
みなとみらい線が開業した当初は、みなとみらい地区と合わせて「なんじゃその名前は」と思った事もありましたが、やはり年月を経て慣れるというプロセスが重要なのでしょうか、今では大した違和感を覚えないのはすごいことです。
正確には「横浜高速鉄道みなとみらい21線」と言うようで......え、「21」が必要なのか。
みなとみらい地区というのも、より正確には「みなとみらい21」地区になるようですね。うーん、しかし「21」を併記している標識は全く記憶にないな。
みなとみらい線は、元町・中華街駅、みなとみらい駅、馬車道駅と横浜駅を利用しましたが、どの駅も綺麗ですね。
馬車道駅なんかは地上の入り口から階段降りたらだだっ広いスペースがあって、そこに改札があるのかと思ったら更にもう一階層下にまただだっ広いスペースがあって、そこが改札という余裕たっぷりな作りで驚きました。駅構内を利用したそれなりの規模のイベントが開催出来そうですね。調べてみたら、過去に開催された実績もあるようです。
みなとみらい駅は他の施設と建物が一体化していて、あちこちでエスカレーターやエレベーターが繋がっていてダンジョンのようでした。
一応地下駅なのに上の方まで吹き抜けで繋がっていて、かなり上の階層のエスカレーターから駅ホームが見える構造になっているのには驚きました。さっきから驚いてばかりですね。
こんな感じで、2回目の横浜滞在で改めて感じたのは、横浜は(というよりみなとみらい地区は)過度にオシャレだなという印象です。
...ううむ、これだとなんかけなしているような文面に見えるな。
所詮短期間の滞在なので横浜の全体像は分かりませんし、更に今回はみなとみらい地区近辺しか滞在していませんが、いい街だなぁというのが正直な感想です。
ちなみにみなとみらい地区で働いている友人によると、
「すごく良い街だしオシャレな街だけど、ここで働いているとどうしても職場というイメージが強くなるので、デートスポットとして有名ではあるけどプライベートでは来たく無くなる」
だそうです。
まぁなるほど、そうだろうなぁ......。
物理やら化学やらをやっているといろいろな単位が出てきます。言いたい事は同じなのに、使う単位系が違うせいで全然違った数値になっている事もしばしば。
というわけで、自分用のメモと、数式画像をこしらえてくれるサイトの使い方の練習も兼ねて、原子のイオン化エネルギーのいろいろな表し方を紹介します。
イオン化エネルギーとは、原子(あるいはイオン)の周りにある電子をはぎ取るために必要なエネルギーの事です。電離エネルギー、イオン化ポテンシャル、イオン化電位と呼ばれることもありますが同じ意味です。原子核はプラス、その周囲の電子はマイナスの電荷なのでお互い引き合っていて、それを引き離すために必要なエネルギーというわけです。
中性状態から電子を1個はぎ取って、1価のイオンにするために必要なエネルギーが「第1イオン化エネルギー」、そこから更にもう1個はぎ取って2価のイオンにするために必要なエネルギーが「第2イオン化エネルギー」、以下電子がある限り延々と続きます。まぁ、大抵の場合は「第1イオン化エネルギー」が一番重要なので、第1イオン化エネルギーの事を単に「イオン化エネルギー」と呼ぶ事が多いです。
イオン化エネルギーが大きいという事は電子をはぎ取ってイオン化するのに大きなエネルギーが必要である、つまり電離しにくいということです。逆にイオン化エネルギーが小さければ、電子は比較的小さいエネルギーではぎ取れるので電離しやすいということになります。
周期表の右端にあるヘリウムやネオンなどの希ガス元素は閉殻構造といって電子が安定な配置になっているので、引きはがすにはかなりのエネルギーが必要になります。周期表の左端にあるリチウムやナトリウム、カリウムといった元素の場合は、安定な閉殻構造の一つ外側の電子軌道に1個だけ電子がある状態なので、必要なエネルギーは小さくなります。
さてイオン化エネルギーは、エネルギーと名前が付いている以上当然エネルギーの次元を持つ物理量なわけですが、文献によっていろいろな単位で書いてあります。
例えばネットでイオン化エネルギーを検索するとトップにWikipediaが出てきますが、ここはイオン化エネルギー一覧の単位は[KJ/mol]です。水素の第1イオン化エネルギーは 1312 KJ/mol なので、1molの水素原子全てから1個ずつ電子をはぎ取るのに必要なエネルギーは1312KJである、ということですね。ヘリウムは 2372.3 KJ/mol なので、水素よりも1000KJ以上も余計にエネルギーが必要だと言う事が分かります。次のリチウムはわずか 520.2 KJ/mol なので、非常に電離しやすい元素だと言えます。
[KJ/mol]という単位が示す通り、1molの原子全てから電子を1個ずつはぎ取るのに必要なエネルギーが書いてあるわけですが、原子1molと言ったらものすごい個数になるので、原子1個から電子1個をはぎ取るエネルギーに換算したらものすごく小さなエネルギーになります。
状況によっては、1molの原子がイオン化されるエネルギーよりも、原子1個をイオン化するためのエネルギーの方が知りたいときがあります。その時のイオン化エネルギーを表す単位としてよく使われるのが、[eV]、「電子ボルト(electron volt)」という単位です。
ぱっと見や言葉の響きからするとまるで電圧を表す単位のように思えますが、これもエネルギーを表す単位の一つです。名前が示す通り、電子と電圧が関係しています。
換算を先に書いてしまうと、
1 [eV] = 1.602176565 × 10-19 [J]
となります。
1eVは非常に小さいエネルギーということが分かります。
例えば、水素の第1イオン化エネルギーは約13.6eVです。
イオン化エネルギーが[KJ/mol]で書いてあったり、[eV]で書いてあったりして面倒に思う事があるかもしれませんが、落ち着いて考えてやれば換算は簡単です。
イオン化エネルギーIが [KJ/mol] で書いてある場合は、今は1molをイオン化することなどどうでも良いので、先にmolに消えてもらいます。molというのは物質量の単位で、大雑把に言うと1mol物質があるという事はその中に含まれる原子(あるいは分子、イオンなど)の数は NA (アボガドロ数, 6.0202214129 × 1023) 個あるという事です。
6.0202214129 × 1023個の原子全てから1個ずつ電子をはぎ取るのに必要なエネルギーが I [KJ/mol]ということなので、1個の原子から1個の電子をはぎ取るエネルギーを求めたければ、I [KJ/mol]をアボガドロ数で割ってやります。
こうして出て来た値 I/NA [KJ] は、1個の原子から1個の電子をはぎ取るのに必要なエネルギーになっています。
これを1000倍して単位を[J]にし、1.602176565 × 10-19で割ってやるとめでたく単位が[eV]になります。

水素のイオン化エネルギーは、電子ボルトに換算すると 13.6 eV であるということが分かります。計算式の有効数字むちゃくちゃですが、その辺は適宜調整を。
1.602176565 × 10-19 [J] ×6.0202214129 × 1023 [/mol] = 96485.33646 [J/mol] = 96.48533646 [KJ/mol] となるので、
例えば、第1イオン化エネルギーは
水素 1312 KJ/mol → 13.60 eV
ヘリウム 2372.3 KJ/mol → 24.59 eV
リチウム 520.2 KJ/mol → 5.39 eV
という換算になります。
うん、理科年表の値ともおおむね一致しているから問題無い。
最後に、ちょっと特殊なイオン化エネルギーの表し方です。
エネルギーの単位は基本的にはジュール[J]で、分野によっては、あるいは古い教科書や参考書ではエルグ[erg]で書かれています。上に挙げたような電子ボルト[eV]もしばしば出てきます。原子や分子など、粒子一つ一つの現象に着目した場合は、電子ボルトを使った方が値がすっきりして表しやすい事が多いです。
しかし、たまにエネルギーが温度に換算されている場合があります。そう表した方が便利なときもあるからそうするわけですが、慣れていないと全くわけが分かりません。そもそもエネルギーと温度では全く次元が異なるので。
温度とエネルギーを換算するには、ボルツマン定数を使います。
kとか、kBとか書かれます。

という値です。文献によって小数点第5位くらいから違うこともあります。
このボルツマン定数の次元は [J/K] です。
ボルツマン定数と温度(もちろん℃ではなく、絶対温度[K])はしばしばセットになって現れ、kTでエネルギー[J]の次元になっていることが多いです。つまりボルツマン定数は温度とエネルギーを結びつける役割をしている定数と言えます。
例えば、絶対温度Tのガスの熱エネルギーは大体 kT で表されます。(正しくは係数が付きますが)
この関係を使って、(イオン化エネルギーに限らず)エネルギーを温度で表現する事が出来ます。
あるエネルギーをE [J]としたとき、

とおいて、

とすると、あるエネルギーE [J]に対応する絶対温度T [K]が計算出来ます。
ボルツマン定数はすごく小さな値なので、1 Jであっても温度換算するととんでもない温度になります。1 Jに対応する温度は、なんと 7.243×1022 K です。
先ほど出て来た電子ボルトを使って、1 eV を温度に換算すると、1.602176565 × 10-19 [J] ÷ k = 11604.5 [K] となります。1 eVに対応する温度はおおよそ1万ケルビンという関係にある事が分かります。
イオン化エネルギーも、ジュールでの値に直してからボルツマン定数で割ってやれば温度で表現することが出来ます。例えば水素のイオン化エネルギーは13.6 eVなので、ジュールにすると2.18×10-18 J です。これをボルツマン定数で割ると157821 K となるので、水素のイオン化エネルギーの温度表現は 157821 K という高い温度であると分かります。
温度とエネルギーの換算はあまり馴染みがありませんがいろいろ使えます。
例えば室温を300 K (= 26.85℃)だとすると、室温をエネルギーに換算すると
k [J/K] ×300 [K] = 4.1419515 × 10-21 [J]
になります。ものすごく小さい値ですが、これを電子ボルトに換算すると
0.0258520... [eV] ≒ 25.85 [meV]
となります。25.85ミリ電子ボルトです。
これは、室温程度の温度の状況下では、空気の各分子が持っているエネルギーは数十ミリ電子ボルトのオーダーであるということを意味します。
(もちろん、正確には係数が付くので少し変わります)
というわけで、自分用のメモと、数式画像をこしらえてくれるサイトの使い方の練習も兼ねて、原子のイオン化エネルギーのいろいろな表し方を紹介します。
イオン化エネルギーとは、原子(あるいはイオン)の周りにある電子をはぎ取るために必要なエネルギーの事です。電離エネルギー、イオン化ポテンシャル、イオン化電位と呼ばれることもありますが同じ意味です。原子核はプラス、その周囲の電子はマイナスの電荷なのでお互い引き合っていて、それを引き離すために必要なエネルギーというわけです。
中性状態から電子を1個はぎ取って、1価のイオンにするために必要なエネルギーが「第1イオン化エネルギー」、そこから更にもう1個はぎ取って2価のイオンにするために必要なエネルギーが「第2イオン化エネルギー」、以下電子がある限り延々と続きます。まぁ、大抵の場合は「第1イオン化エネルギー」が一番重要なので、第1イオン化エネルギーの事を単に「イオン化エネルギー」と呼ぶ事が多いです。
イオン化エネルギーが大きいという事は電子をはぎ取ってイオン化するのに大きなエネルギーが必要である、つまり電離しにくいということです。逆にイオン化エネルギーが小さければ、電子は比較的小さいエネルギーではぎ取れるので電離しやすいということになります。
周期表の右端にあるヘリウムやネオンなどの希ガス元素は閉殻構造といって電子が安定な配置になっているので、引きはがすにはかなりのエネルギーが必要になります。周期表の左端にあるリチウムやナトリウム、カリウムといった元素の場合は、安定な閉殻構造の一つ外側の電子軌道に1個だけ電子がある状態なので、必要なエネルギーは小さくなります。
さてイオン化エネルギーは、エネルギーと名前が付いている以上当然エネルギーの次元を持つ物理量なわけですが、文献によっていろいろな単位で書いてあります。
例えばネットでイオン化エネルギーを検索するとトップにWikipediaが出てきますが、ここはイオン化エネルギー一覧の単位は[KJ/mol]です。水素の第1イオン化エネルギーは 1312 KJ/mol なので、1molの水素原子全てから1個ずつ電子をはぎ取るのに必要なエネルギーは1312KJである、ということですね。ヘリウムは 2372.3 KJ/mol なので、水素よりも1000KJ以上も余計にエネルギーが必要だと言う事が分かります。次のリチウムはわずか 520.2 KJ/mol なので、非常に電離しやすい元素だと言えます。
[KJ/mol]という単位が示す通り、1molの原子全てから電子を1個ずつはぎ取るのに必要なエネルギーが書いてあるわけですが、原子1molと言ったらものすごい個数になるので、原子1個から電子1個をはぎ取るエネルギーに換算したらものすごく小さなエネルギーになります。
状況によっては、1molの原子がイオン化されるエネルギーよりも、原子1個をイオン化するためのエネルギーの方が知りたいときがあります。その時のイオン化エネルギーを表す単位としてよく使われるのが、[eV]、「電子ボルト(electron volt)」という単位です。
ぱっと見や言葉の響きからするとまるで電圧を表す単位のように思えますが、これもエネルギーを表す単位の一つです。名前が示す通り、電子と電圧が関係しています。
換算を先に書いてしまうと、
1 [eV] = 1.602176565 × 10-19 [J]
となります。
1eVは非常に小さいエネルギーということが分かります。
例えば、水素の第1イオン化エネルギーは約13.6eVです。
イオン化エネルギーが[KJ/mol]で書いてあったり、[eV]で書いてあったりして面倒に思う事があるかもしれませんが、落ち着いて考えてやれば換算は簡単です。
イオン化エネルギーIが [KJ/mol] で書いてある場合は、今は1molをイオン化することなどどうでも良いので、先にmolに消えてもらいます。molというのは物質量の単位で、大雑把に言うと1mol物質があるという事はその中に含まれる原子(あるいは分子、イオンなど)の数は NA (アボガドロ数, 6.0202214129 × 1023) 個あるという事です。
6.0202214129 × 1023個の原子全てから1個ずつ電子をはぎ取るのに必要なエネルギーが I [KJ/mol]ということなので、1個の原子から1個の電子をはぎ取るエネルギーを求めたければ、I [KJ/mol]をアボガドロ数で割ってやります。
こうして出て来た値 I/NA [KJ] は、1個の原子から1個の電子をはぎ取るのに必要なエネルギーになっています。
これを1000倍して単位を[J]にし、1.602176565 × 10-19で割ってやるとめでたく単位が[eV]になります。
水素のイオン化エネルギーは、電子ボルトに換算すると 13.6 eV であるということが分かります。計算式の有効数字むちゃくちゃですが、その辺は適宜調整を。
1.602176565 × 10-19 [J] ×6.0202214129 × 1023 [/mol] = 96485.33646 [J/mol] = 96.48533646 [KJ/mol] となるので、
[KJ/mol]での数値 ÷ 96.49 = [eV]での数値
[eV]での数値 × 96.49 = [KJ/mol]での数値
という計算でおおよその換算が出来ることになります。[eV]での数値 × 96.49 = [KJ/mol]での数値
例えば、第1イオン化エネルギーは
水素 1312 KJ/mol → 13.60 eV
ヘリウム 2372.3 KJ/mol → 24.59 eV
リチウム 520.2 KJ/mol → 5.39 eV
という換算になります。
うん、理科年表の値ともおおむね一致しているから問題無い。
最後に、ちょっと特殊なイオン化エネルギーの表し方です。
エネルギーの単位は基本的にはジュール[J]で、分野によっては、あるいは古い教科書や参考書ではエルグ[erg]で書かれています。上に挙げたような電子ボルト[eV]もしばしば出てきます。原子や分子など、粒子一つ一つの現象に着目した場合は、電子ボルトを使った方が値がすっきりして表しやすい事が多いです。
しかし、たまにエネルギーが温度に換算されている場合があります。そう表した方が便利なときもあるからそうするわけですが、慣れていないと全くわけが分かりません。そもそもエネルギーと温度では全く次元が異なるので。
温度とエネルギーを換算するには、ボルツマン定数を使います。
kとか、kBとか書かれます。
という値です。文献によって小数点第5位くらいから違うこともあります。
このボルツマン定数の次元は [J/K] です。
ボルツマン定数と温度(もちろん℃ではなく、絶対温度[K])はしばしばセットになって現れ、kTでエネルギー[J]の次元になっていることが多いです。つまりボルツマン定数は温度とエネルギーを結びつける役割をしている定数と言えます。
例えば、絶対温度Tのガスの熱エネルギーは大体 kT で表されます。(正しくは係数が付きますが)
この関係を使って、(イオン化エネルギーに限らず)エネルギーを温度で表現する事が出来ます。
あるエネルギーをE [J]としたとき、
とおいて、
とすると、あるエネルギーE [J]に対応する絶対温度T [K]が計算出来ます。
ボルツマン定数はすごく小さな値なので、1 Jであっても温度換算するととんでもない温度になります。1 Jに対応する温度は、なんと 7.243×1022 K です。
先ほど出て来た電子ボルトを使って、1 eV を温度に換算すると、1.602176565 × 10-19 [J] ÷ k = 11604.5 [K] となります。1 eVに対応する温度はおおよそ1万ケルビンという関係にある事が分かります。
イオン化エネルギーも、ジュールでの値に直してからボルツマン定数で割ってやれば温度で表現することが出来ます。例えば水素のイオン化エネルギーは13.6 eVなので、ジュールにすると2.18×10-18 J です。これをボルツマン定数で割ると157821 K となるので、水素のイオン化エネルギーの温度表現は 157821 K という高い温度であると分かります。
温度とエネルギーの換算はあまり馴染みがありませんがいろいろ使えます。
例えば室温を300 K (= 26.85℃)だとすると、室温をエネルギーに換算すると
k [J/K] ×300 [K] = 4.1419515 × 10-21 [J]
になります。ものすごく小さい値ですが、これを電子ボルトに換算すると
0.0258520... [eV] ≒ 25.85 [meV]
となります。25.85ミリ電子ボルトです。
これは、室温程度の温度の状況下では、空気の各分子が持っているエネルギーは数十ミリ電子ボルトのオーダーであるということを意味します。
(もちろん、正確には係数が付くので少し変わります)
最近ではネーミングライツという言葉もかなり浸透して来たんじゃないかと思います。
少し前まではネーミングライツの売買自体が大きめのニュースとして扱われていた時期もありましたが、この頃は売買自体は良くある事すぎて別段ニュースにはならない印象です。
どんな名前になるのか、という事はたまにニュースになりますが。
スポーツ施設、特に野球場やサッカー場、ドームなどの複合施設の場合は毎日のようにニュースに登場するため宣伝効果も高いんでしょう。あちこちの施設がネーミングライツの販売を行って、施設の名前が何回も変更されてます。
例えばプロ野球のオリックス(ブルーウェーブの頃)の本拠地だった「グリーンスタジアム神戸」などです。
グリーンスタジアム神戸は正式名称は「神戸総合運動公園野球場」というようですが、グリーンスタジアム神戸という愛称の方が知名度が高いと思われます。ニュースではもっぱら愛称の方で呼ばれていましたしね。
ここがネーミングライツの販売を行ったのが2003年で、その結果「Yahoo! BBスタジアム」という名称になりました。
当時は個人的にはグリーンスタジアム神戸の名称の方が響きがカッコいいと思ったわけですが、まぁネーミングライツ購入の第一目的は宣伝効果なわけですから仕方の無い事です。
「ヤフスタ」と略される事が多かったと記憶してます。
ただYahoo! BBスタジアム時代は長くは続かず、2005年からは「スカイマークスタジアム」に変わりました。
もちろんネーミングライツを買ったのは航空会社の(現)スカイマークなわけですが、この名称、初めはネーミングライツの売買によって付けられたものとは分かりませんでした。なにせあまりに響きがカッコいいので。
「スカイ」が良いのか、理由はよく分かりませんがとにかく全体の響きが素晴らしいんですね。
スカイマークは新興の航空会社だったし、スカイマークという会社が存在する事を知らなかったのもネーミングライツだと気が付かなかった原因かも知れません。
で、2011年からは「ほっともっとフィールド神戸」という名前に。ネーミングライツの購入者はもちろんほっともっとです。(正確にはほっともっとの運営元の「プレナス」という会社ですが)
...うん、まぁ、なんと言うか、スカイマークスタジアムの響きの良さとは比べてはいけないとは思ってますが。先ほども言った通りネーミングライツの第一目的は宣伝ですしね。
こっちの場合はなんて略すべきなんでしょう、野球のニュースなどでは「ほっと神戸」という略称を見たことがありますが、その他ネット上では「ほもフィー」などというよく分からない略称をよく見かけます。
こんな感じで、結構名称がコロコロ変わってしまうのはネーミングライツ売買のデメリットかもしれません。せめてもうちょっと長いスパンでの変更であればいいのですが、こうも名称がコロコロと変わると分かりづらいです。あと、ネーミングライツ売買によって付けられた名前が利用者に受け入れられるかどうか、というのも難しい問題かも知れません。(まぁ、受け入れる受け入れられないに関わらず、使うときは使うんですが)
プロ野球の本拠地だと、
(ヤフオクドームの場合は、現在はソフトバンクが施設を保有しているのでネーミングライツ売買とは違いますが...)
現在はやってませんが西武ドームもかつてはネーミングライツを販売してました。
インボイスSEIBUドームになった後にグッドウィルドームになり、その後元の西武ドームに。現在はネーミングライツ販売には消極的なようです。
日本において、施設のネーミングライツ販売が初めて行われたのは1997年、東伏見アイスアリーナの命名権をサントリーが買い取り、「サントリー東伏見アイスアリーナ」と命名されたのが初めてだそうです。
思っていたより結構昔のことでちょっと驚きました。とはいえこの後すぐにネーミングライツ売買がメジャーになったかというとそうでもなくて、2件目の事例が登場するのは2002年まで待たないといけません。ちなみに現在は命名権は別の企業に移り、ダイドードリンコアイスアリーナとなっています。
公共施設(つまり自治体が所有している施設)で初めてネーミングライツ売買が行われたのは2003年、有名な「味の素スタジアム」(正式名・旧呼称は東京スタジアム)です。導入のときは賛否両論だった記憶がありますが、導入以降一貫して味の素が契約し続けていますし、ネーミングライツ売買例としては成功例なんじゃないでしょうか。契約期間も日本の施設の中で最も長いと思われます。
これ以降、特に自治体所有の施設のネーミングライツ販売が徐々に盛んになり、2000年代後半には1年当たり数十件ペースで公共施設のネーミングライツ販売があるとのことです。
財政難の自治体にとっては、公共施設のネーミングライツは良い収入源になるようで、様々な公共施設の命名権が売りに出されています。
先述のごとくスポーツ施設や多目的施設はもちろん、コンサートホールや公園、場合によっては公衆トイレのネーミングライツまでもが売られ、公衆トイレに企業や商品名が付くなんて事もありますね。
で、最近よく見るのが「歩道橋のネーミングライツ」です。
命名権とはいろんな所に隠れているもので、いやはや歩道橋に名前をつける権利を販売してしまおうなんて、誰が最初の発案者なのか知りませんがよく考えたものです。
最初に見かけたのは、近所の歩道橋です。歩道橋にはたいてい所在地が書いてありますが、その上の部分に、近所で建設している高級マンションの名前を冠した名前が付けられていたわけです。初めて見たときは「???」でしたが、他の場所の歩道橋にも変な名前が付いているのを見て、ああこれはネーミングライツの新しい分野なんだな、というのを理解しました。
企業側にとってこれは一体どれほどの宣伝効果があるんでしょうか?
車を運転していれば歩道橋の文字はまあまあ視界に入るので、目を留めてさえもらえればそれでいいのであれば、確かに効果的なのかもしれません。あちこちの歩道橋の命名権が売りに出されて、それが買われているという事は、企業が分からしても宣伝効果はあると踏んだんでしょう。効果があったかどうかは企業側に聞いてみない事には分からなさそうですが...。
命名権の販売というからには契約するにはお金がかかるわけなんですが、費用(契約費)については検索したらあっさり出てきました。
「歩道橋 ネーミングライツ」などで検索すると、自治体が歩道橋の命名権販売を案内しているページがわんさかヒットします。ヒットした順に、
名古屋市 歩道橋ネーミングライツパートナー事業について
大阪府 歩道橋ネーミングライツ事業パートナー企業募集
大阪市 大阪市建設局歩道橋ネーミングライツパートナー企業募集について
仙台市 歩道橋ネーミングライツパートナーを募集しています
兵庫県 歩道橋ネーミングライツパートナーの募集について
...などなど。どうやら「ネーミングライツパートナー」という呼び方がスタンダードなようですね。
いろいろな自治体が歩道橋の命名権を販売しているようで、あちこちで名前がつけられた歩道橋を目にするのも無理がありません。
相場はどの程度なのか気になったのでざっと見てみたところ、
参考:この名称が決定したときのニュース記事(スポニチアネックス)。
また、契約期間も最低で3年というのはほぼどこの自治体でも同じようですね。神戸市の「3〜20年」のように上限指定がある自治体もありますが。
とはいえやはり強気の値段設定と契約期間では企業も二の足を踏むのか、命名権を販売したものの1件しか買いが付かなかった、という寂しい例もあるようです。
大きな施設の場合は、昔から馴染んでいた名前が無くなってしまう事に対する抵抗感や、名前を言われてもどこのどんな施設か想像が付かなくなるといった利用者側のデメリットがありますが、歩道橋のネーミングライツの場合は、たとえヘンテコな名前が付いてもあまり支障は無さそうに思えます。そもそも歩道橋の名前なんてのは意識した事がありませんでしたし、名前が付いたり変わったりした所で日常生活に支障を来すという事も考えにくいですからね。
歩道橋に名前を付けることによって本当に宣伝になるのかは利用者側からするとよく分からないし、契約金額と契約年数の縛りに見合った宣伝効果があるのかどうかもよく分からないけど、まぁお金を出しているのはその企業なのでとやかく言われる筋合いはありません。
そのうちめぼしい歩道橋に何らかの名前が付いては代わり、付いては消え、という時代がやってくるのかもしれません。
あるいは、歩道橋に変わる新たな物のネーミングライツの販売が盛んになるのかも。次のトレンドは一体何なんでしょうか。
少し前まではネーミングライツの売買自体が大きめのニュースとして扱われていた時期もありましたが、この頃は売買自体は良くある事すぎて別段ニュースにはならない印象です。
どんな名前になるのか、という事はたまにニュースになりますが。
スポーツ施設、特に野球場やサッカー場、ドームなどの複合施設の場合は毎日のようにニュースに登場するため宣伝効果も高いんでしょう。あちこちの施設がネーミングライツの販売を行って、施設の名前が何回も変更されてます。
例えばプロ野球のオリックス(ブルーウェーブの頃)の本拠地だった「グリーンスタジアム神戸」などです。
グリーンスタジアム神戸は正式名称は「神戸総合運動公園野球場」というようですが、グリーンスタジアム神戸という愛称の方が知名度が高いと思われます。ニュースではもっぱら愛称の方で呼ばれていましたしね。
ここがネーミングライツの販売を行ったのが2003年で、その結果「Yahoo! BBスタジアム」という名称になりました。
当時は個人的にはグリーンスタジアム神戸の名称の方が響きがカッコいいと思ったわけですが、まぁネーミングライツ購入の第一目的は宣伝効果なわけですから仕方の無い事です。
「ヤフスタ」と略される事が多かったと記憶してます。
ただYahoo! BBスタジアム時代は長くは続かず、2005年からは「スカイマークスタジアム」に変わりました。
もちろんネーミングライツを買ったのは航空会社の(現)スカイマークなわけですが、この名称、初めはネーミングライツの売買によって付けられたものとは分かりませんでした。なにせあまりに響きがカッコいいので。
「スカイ」が良いのか、理由はよく分かりませんがとにかく全体の響きが素晴らしいんですね。
スカイマークは新興の航空会社だったし、スカイマークという会社が存在する事を知らなかったのもネーミングライツだと気が付かなかった原因かも知れません。
で、2011年からは「ほっともっとフィールド神戸」という名前に。ネーミングライツの購入者はもちろんほっともっとです。(正確にはほっともっとの運営元の「プレナス」という会社ですが)
...うん、まぁ、なんと言うか、スカイマークスタジアムの響きの良さとは比べてはいけないとは思ってますが。先ほども言った通りネーミングライツの第一目的は宣伝ですしね。
こっちの場合はなんて略すべきなんでしょう、野球のニュースなどでは「ほっと神戸」という略称を見たことがありますが、その他ネット上では「ほもフィー」などというよく分からない略称をよく見かけます。
こんな感じで、結構名称がコロコロ変わってしまうのはネーミングライツ売買のデメリットかもしれません。せめてもうちょっと長いスパンでの変更であればいいのですが、こうも名称がコロコロと変わると分かりづらいです。あと、ネーミングライツ売買によって付けられた名前が利用者に受け入れられるかどうか、というのも難しい問題かも知れません。(まぁ、受け入れる受け入れられないに関わらず、使うときは使うんですが)
プロ野球の本拠地だと、
楽天Koboスタジアム宮城 (東北楽天ゴールデンイーグルス)
(フルキャストスタジアム宮城-->日本製紙クリネックススタジアム-->現在)
QVCマリンフィールド (千葉ロッテマリーンズ)
(命名前 千葉マリンスタジアム)
京セラドーム大阪 (オリックス・バファローズ)
(命名前 大阪ドーム)
MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島 (広島東洋カープ)
(広島市民球場)
福岡 ヤフオク!ドーム (福岡ソフトバンクホークス)
(福岡 Yahoo! JAPANドーム-->現在)
がネーミングライツ売買を導入していますね。(フルキャストスタジアム宮城-->日本製紙クリネックススタジアム-->現在)
QVCマリンフィールド (千葉ロッテマリーンズ)
(命名前 千葉マリンスタジアム)
京セラドーム大阪 (オリックス・バファローズ)
(命名前 大阪ドーム)
MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島 (広島東洋カープ)
(広島市民球場)
福岡 ヤフオク!ドーム (福岡ソフトバンクホークス)
(福岡 Yahoo! JAPANドーム-->現在)
(ヤフオクドームの場合は、現在はソフトバンクが施設を保有しているのでネーミングライツ売買とは違いますが...)
現在はやってませんが西武ドームもかつてはネーミングライツを販売してました。
インボイスSEIBUドームになった後にグッドウィルドームになり、その後元の西武ドームに。現在はネーミングライツ販売には消極的なようです。
日本において、施設のネーミングライツ販売が初めて行われたのは1997年、東伏見アイスアリーナの命名権をサントリーが買い取り、「サントリー東伏見アイスアリーナ」と命名されたのが初めてだそうです。
思っていたより結構昔のことでちょっと驚きました。とはいえこの後すぐにネーミングライツ売買がメジャーになったかというとそうでもなくて、2件目の事例が登場するのは2002年まで待たないといけません。ちなみに現在は命名権は別の企業に移り、ダイドードリンコアイスアリーナとなっています。
公共施設(つまり自治体が所有している施設)で初めてネーミングライツ売買が行われたのは2003年、有名な「味の素スタジアム」(正式名・旧呼称は東京スタジアム)です。導入のときは賛否両論だった記憶がありますが、導入以降一貫して味の素が契約し続けていますし、ネーミングライツ売買例としては成功例なんじゃないでしょうか。契約期間も日本の施設の中で最も長いと思われます。
これ以降、特に自治体所有の施設のネーミングライツ販売が徐々に盛んになり、2000年代後半には1年当たり数十件ペースで公共施設のネーミングライツ販売があるとのことです。
財政難の自治体にとっては、公共施設のネーミングライツは良い収入源になるようで、様々な公共施設の命名権が売りに出されています。
先述のごとくスポーツ施設や多目的施設はもちろん、コンサートホールや公園、場合によっては公衆トイレのネーミングライツまでもが売られ、公衆トイレに企業や商品名が付くなんて事もありますね。
で、最近よく見るのが「歩道橋のネーミングライツ」です。
命名権とはいろんな所に隠れているもので、いやはや歩道橋に名前をつける権利を販売してしまおうなんて、誰が最初の発案者なのか知りませんがよく考えたものです。
最初に見かけたのは、近所の歩道橋です。歩道橋にはたいてい所在地が書いてありますが、その上の部分に、近所で建設している高級マンションの名前を冠した名前が付けられていたわけです。初めて見たときは「???」でしたが、他の場所の歩道橋にも変な名前が付いているのを見て、ああこれはネーミングライツの新しい分野なんだな、というのを理解しました。
企業側にとってこれは一体どれほどの宣伝効果があるんでしょうか?
車を運転していれば歩道橋の文字はまあまあ視界に入るので、目を留めてさえもらえればそれでいいのであれば、確かに効果的なのかもしれません。あちこちの歩道橋の命名権が売りに出されて、それが買われているという事は、企業が分からしても宣伝効果はあると踏んだんでしょう。効果があったかどうかは企業側に聞いてみない事には分からなさそうですが...。
命名権の販売というからには契約するにはお金がかかるわけなんですが、費用(契約費)については検索したらあっさり出てきました。
「歩道橋 ネーミングライツ」などで検索すると、自治体が歩道橋の命名権販売を案内しているページがわんさかヒットします。ヒットした順に、
名古屋市 歩道橋ネーミングライツパートナー事業について
大阪府 歩道橋ネーミングライツ事業パートナー企業募集
大阪市 大阪市建設局歩道橋ネーミングライツパートナー企業募集について
仙台市 歩道橋ネーミングライツパートナーを募集しています
兵庫県 歩道橋ネーミングライツパートナーの募集について
...などなど。どうやら「ネーミングライツパートナー」という呼び方がスタンダードなようですね。
いろいろな自治体が歩道橋の命名権を販売しているようで、あちこちで名前がつけられた歩道橋を目にするのも無理がありません。
相場はどの程度なのか気になったのでざっと見てみたところ、
名古屋市 年額30万円以上、3年以上
大阪府 年額30万円以上、5年間
大阪市 年額30万円以上、3年間
仙台市 年額30万円以上、3年以上
兵庫県 年額15万円以上、3〜5年
小牧市 年額20万円以上、3年以上
宇部市 年額24万円以上、3年間
愛知県 年額20万円以上、3年間以上
浜松市 年額20万円以上、3年間
神戸市 年額30万円以上、3〜20年
徳島県 年額20万円以上、3〜10年
川西市 年額15万円以上、3〜5年
といったところ。自治体によって値段設定に違いがありますが、これは需要と供給の関係を見越しての事でしょうか。政令市や規模の大きい府県だとそれなりに強気の値段設定に見えます。交通量も多いと宣伝効果も上がりますしね。それに、あくまで最低金額なので場所によってはかなり高額の契約料を払っている場合もあります。大阪市が販売した梅田新歩道橋なんてのはものすごい例で、なんと年額610万円という金額でロート製薬が命名権を購入しています。(ついた名称は「ROHTOよろこビックリ梅田新歩道橋」。よろこビックリって何だ?)大阪府 年額30万円以上、5年間
大阪市 年額30万円以上、3年間
仙台市 年額30万円以上、3年以上
兵庫県 年額15万円以上、3〜5年
小牧市 年額20万円以上、3年以上
宇部市 年額24万円以上、3年間
愛知県 年額20万円以上、3年間以上
浜松市 年額20万円以上、3年間
神戸市 年額30万円以上、3〜20年
徳島県 年額20万円以上、3〜10年
川西市 年額15万円以上、3〜5年
参考:この名称が決定したときのニュース記事(スポニチアネックス)。
また、契約期間も最低で3年というのはほぼどこの自治体でも同じようですね。神戸市の「3〜20年」のように上限指定がある自治体もありますが。
とはいえやはり強気の値段設定と契約期間では企業も二の足を踏むのか、命名権を販売したものの1件しか買いが付かなかった、という寂しい例もあるようです。
大きな施設の場合は、昔から馴染んでいた名前が無くなってしまう事に対する抵抗感や、名前を言われてもどこのどんな施設か想像が付かなくなるといった利用者側のデメリットがありますが、歩道橋のネーミングライツの場合は、たとえヘンテコな名前が付いてもあまり支障は無さそうに思えます。そもそも歩道橋の名前なんてのは意識した事がありませんでしたし、名前が付いたり変わったりした所で日常生活に支障を来すという事も考えにくいですからね。
歩道橋に名前を付けることによって本当に宣伝になるのかは利用者側からするとよく分からないし、契約金額と契約年数の縛りに見合った宣伝効果があるのかどうかもよく分からないけど、まぁお金を出しているのはその企業なのでとやかく言われる筋合いはありません。
そのうちめぼしい歩道橋に何らかの名前が付いては代わり、付いては消え、という時代がやってくるのかもしれません。
あるいは、歩道橋に変わる新たな物のネーミングライツの販売が盛んになるのかも。次のトレンドは一体何なんでしょうか。
有名人の話をする時の敬称の取り扱いというのはなかなか難しい。
特にインターネットが発達して、いわゆる一般人と有名人の間の仮想的な距離が近くなっているような現在だと特に微妙な取り扱いになっているように思います。
(インターネットの発達というより、TwitterやFacebookのような個人間のやり取りが容易なツールの発達に伴って、と言った方が良いかもしれない)
知人との会話の場合は、有名人には敬称を付けないのが一般的じゃないでしょうか。
話題の対象が年上か年下かに関わらず、歌手や俳優・タレントといった芸能人、スポーツ選手はみんなたいてい呼び捨てにしてますね。
「福山雅治さんのニューアルバム買ったよ」
とか、
「小笠原さんが移籍後初ホームラン打ったらしい」
というのを日常の会話でする事はまず無いですね。
「福山雅治の」とか「小笠原が」と呼び捨てで呼ぶ人が大多数かと思います。
何でなんだろうと考えてみると、多分相手(というか話題の対象)との距離感が狂うからなんだろうなと思います。
「さん」付けで呼ぶと、話し手にとってその有名人が不自然に近い関係であるような違和感を覚えます。とてもモヤモヤする。
呼び捨てにすることによって、話題の対象が自分とは関わりのない遠い存在である事を言外にほのめかしているような気がします。
まぁこんなのは僕だけかもしれませんが。
有名人の雑誌のインタビューとか、スポーツ選手なら試合前後のインタビューとかでは、大抵の場合は出てくる人の名前には「さん」などの敬称をつけていることが多いけど、これは話題の対象は知り合いか同業者などのある程度近しい関係にあるわけで、その点では敬称の付け方について何となく理解が出来ます。
ただここに来ると気になるのが、(特にスポーツ選手においては)外国人選手を呼ぶときは敬称が付けられない場合をよく耳にするということ。
とある野球選手のインタビューでは、年下と同期の選手は呼び捨て、年上の選手はさん付けでしたが、年上の外国人選手は敬称はつけていませんでした。
外国人の場合は日本とは敬称のルールが異なるとか、同僚や知り合いといった間柄では敬称を使わないという傾向が影響しているのかなと勝手に憶測しています。
人によるのかもしれませんが。
さて有名人の敬称付けるor付けない問題において興味深い話を聞いたのですが、それは「有名人の人名は商品名、もしくは固有名詞扱いである」ということです。
本名だったり芸名だったりペンネームだったり字面をちょっと変えてあったりはするだろうけどそう言うのもひっくるめて、商品名あるいは固有名詞として扱われているという事ですね。
個人的にはしっくりくる解釈です。
日常の会話を思い返してみると、有名人ではあるけれど呼び捨てでは呼ばれないタイプの人種もたくさんあるように思います。
ぱっと思いついたのは、例えば研究者とか、政治家あたりでしょうか。(後者は...かなり人によるが)
メディアだと肩書きを兼ねた敬称を付ける事が多いので、前者の場合は「◯◯教授」「◯◯研究員」という書き方になるでしょうか。
(最近話題の"ユニットリーダー"という肩書き兼敬称ですが、これは敬称としてはやや分かりづらいので普通に◯◯研究員という書き方で良いのではないかという気がしますが...これはまた別問題)
後者もメディア上だと、「◯◯議員」とか「◯◯大臣」とか。
「◯◯参議院議員」とかいう衆参議員の区別を付けた敬称まであって、小さい頃は何言ってるか分かんなくて混乱したものです。(サンギーンギイン???)
マスメディアでは何らかの敬称(兼肩書き)が付けられますが、この辺の立場の人に対して日常会話でどんな敬称が付けられるかというと、大抵「さん」付けであるような気がするのです。
iPS細胞の山中教授は日常会話では「山中教授が...」とは呼ばずに「山中さんが...」と呼ぶし、ニュートリノの小芝名誉教授の事も「小芝教授の...」じゃなくて「小芝さんの...」です。
政治家に関しては...私情とか思想の違いが入ると面倒なので一概には言えませんが、呼び捨て一辺倒って事は無いはずです。
有名人であってもこの辺りの違いは難しい所ですが、ここもやはりさっきの「商品名」という考え方がポイントになってくるんじゃないでしょうか。
つまり、研究者や政治家あたりの職業の人の場合は、有名人であってもその名前は商品として扱われているものでは無いが、芸能人やスポーツ選手の場合は商業・興行目的の商品としての扱いが強い、と。
日常会話においての敬称付けるor付けないの選択は、
有名人であり、その名前が重要視されるような商業・興行活動に関連している場合 --> 呼び捨て
有名人であるが、名前を使った商業活動とは言えない職業の場合 --> 敬称あり
こんな感じで何となく納得しているんですが、細かい所まで考え出すとキリが無さそうです。
(政治家だって名前売ってるじゃんとか、スポーツは全部が全部興行目的じゃないだろとか)
ここまでは、話題の対象が自分たちからかけ離れた存在であることが前提です。
福山雅治のレコーディングスタジオで会話をしているわけでもなく、ベンチで小笠原の後ろに座って会話をしているわけではもちろん無く、全く無関係の場所で無関係の人々によって行われる、本人達の耳に入るわけが無い会話です。
普段知り合いと喋っている分には言うまでもなく本人の耳に入るわけが無いのですが、冒頭に述べたようにインターネット関連ツールの発達によって、適当な会話が下手をすると本人達の耳に入る可能性がある環境になりつつあるわけです。
いや、耳に入るのではなくて目に入るんですが。
特にTwitterなんてのはアカウントに鍵でも掛けてない限り個人間のやり取りをオープンで行っているようなものですからね。
一番安全なのは鍵でも掛けて知らない人から見られないようにすることでしょうけど、そのあたりは使い方次第ですね。オープンにする方と近しい人のみにクローズドな方の2種類アカウントを持ってる人も少なくない。
本当に一番安全なのはアカウントを作らない事だという元も子もない意見もあるだろうけど、それだと話が終わるので...。
有名人のアカウントをフォローしたり、有名人のツイートに対して返信(リプライ)したり、人によってはフォローを返してくれる人もいたりして、一般人と有名人との(仮想的な)距離は短くなりつつあります。
そうなると、相手が自分たちからかけ離れた存在であるという前提がやや微妙になってくるんですね。
もちろん相互フォローしているから知り合いだ、などとボケた事を言うつもりは無いですが(こういう事言う奴がいるんだなマジで)、数クリックと少しのタイピングですぐに会話が出来てしまうような距離にいる事は確かです。
さてそういう状況で、会話に有名人(芸能人など)の名前が出て来た時の敬称はどうすればいい?
ごく普通の日常の会話なんだから呼び捨てにすれば良い?
わりと近い所に本人や関係の深い人がいるんだから敬称付けた方が良い?考え過ぎか??
こんなどうでも良いような事をたまに思ってしまうのです。
ところで敬称にもたくさん種類があって、それこそ「さん」とか「くん」とかいう日頃から多用しているものから、「様」とか「殿」とかいう書き表現専門のもの、「閣下」「猊下」などのフィクションの方がよく見るんじゃないかというものまで多種多様です。
中学生の頃を思い出してみると、同級生の男の子には「くん」、女の子には「さん」でした。
これは地域や学校によって結構異なるようで、小学生の場合は男女問わず「さん」付けで呼んでいましたし、小学校の頃から「くん」「さん」を使い分けてた人もいるようです。
もちろん先生の場合は「◯◯先生」ですね。
いや気に食わない先生を呼び捨てだなんてまさかまさか。
小学生の頃は年上の学年の人に対しては男女問わず「さん」付けで大丈夫でしたが、中学校に上がると同時に全く新しい敬称である「◯◯先輩」という概念が登場します。
中学校において、先輩という敬称の導入によってはっきりと構築される上下関係はなかなか凄まじいものがあります。
間違ってさん付けで呼んでしまった日には...
この中学校から始まる「先輩」という敬称は、中学以後高校、大学、会社と、若干の変質はありつつも脈々と受け継がれるものです。
中学1年になって、年上を◯◯先輩と呼ぶようになる違和感に頑張って慣れつつ、次の年に新1年生を迎えると今度は自分が◯◯先輩と呼ばれるようになり、また違う違和感を覚えつつもちょっとくすぐったい気分になるわけです。
もうだいぶ昔の話ですが。
あまり関係ないけれど、この敬称、
「◯◯センパイ!」
とカタカナ書きにしただけでどうしてこうも印象が異なるんでしょうか。
カタカナにするというたったこれだけの処理を施す事によって、会話の舞台は途端に夕暮れの河川敷だの放課後の体育館裏だの、心地よい風が吹き抜ける渡り廊下だの言う青春を感じさせるシチュエーションへと一変します。
そんな経験は一切していないはずなのですが。
特にインターネットが発達して、いわゆる一般人と有名人の間の仮想的な距離が近くなっているような現在だと特に微妙な取り扱いになっているように思います。
(インターネットの発達というより、TwitterやFacebookのような個人間のやり取りが容易なツールの発達に伴って、と言った方が良いかもしれない)
知人との会話の場合は、有名人には敬称を付けないのが一般的じゃないでしょうか。
話題の対象が年上か年下かに関わらず、歌手や俳優・タレントといった芸能人、スポーツ選手はみんなたいてい呼び捨てにしてますね。
「福山雅治さんのニューアルバム買ったよ」
とか、
「小笠原さんが移籍後初ホームラン打ったらしい」
というのを日常の会話でする事はまず無いですね。
「福山雅治の」とか「小笠原が」と呼び捨てで呼ぶ人が大多数かと思います。
何でなんだろうと考えてみると、多分相手(というか話題の対象)との距離感が狂うからなんだろうなと思います。
「さん」付けで呼ぶと、話し手にとってその有名人が不自然に近い関係であるような違和感を覚えます。とてもモヤモヤする。
呼び捨てにすることによって、話題の対象が自分とは関わりのない遠い存在である事を言外にほのめかしているような気がします。
まぁこんなのは僕だけかもしれませんが。
有名人の雑誌のインタビューとか、スポーツ選手なら試合前後のインタビューとかでは、大抵の場合は出てくる人の名前には「さん」などの敬称をつけていることが多いけど、これは話題の対象は知り合いか同業者などのある程度近しい関係にあるわけで、その点では敬称の付け方について何となく理解が出来ます。
ただここに来ると気になるのが、(特にスポーツ選手においては)外国人選手を呼ぶときは敬称が付けられない場合をよく耳にするということ。
とある野球選手のインタビューでは、年下と同期の選手は呼び捨て、年上の選手はさん付けでしたが、年上の外国人選手は敬称はつけていませんでした。
外国人の場合は日本とは敬称のルールが異なるとか、同僚や知り合いといった間柄では敬称を使わないという傾向が影響しているのかなと勝手に憶測しています。
人によるのかもしれませんが。
さて有名人の敬称付けるor付けない問題において興味深い話を聞いたのですが、それは「有名人の人名は商品名、もしくは固有名詞扱いである」ということです。
本名だったり芸名だったりペンネームだったり字面をちょっと変えてあったりはするだろうけどそう言うのもひっくるめて、商品名あるいは固有名詞として扱われているという事ですね。
個人的にはしっくりくる解釈です。
日常の会話を思い返してみると、有名人ではあるけれど呼び捨てでは呼ばれないタイプの人種もたくさんあるように思います。
ぱっと思いついたのは、例えば研究者とか、政治家あたりでしょうか。(後者は...かなり人によるが)
メディアだと肩書きを兼ねた敬称を付ける事が多いので、前者の場合は「◯◯教授」「◯◯研究員」という書き方になるでしょうか。
(最近話題の"ユニットリーダー"という肩書き兼敬称ですが、これは敬称としてはやや分かりづらいので普通に◯◯研究員という書き方で良いのではないかという気がしますが...これはまた別問題)
後者もメディア上だと、「◯◯議員」とか「◯◯大臣」とか。
「◯◯参議院議員」とかいう衆参議員の区別を付けた敬称まであって、小さい頃は何言ってるか分かんなくて混乱したものです。(サンギーンギイン???)
マスメディアでは何らかの敬称(兼肩書き)が付けられますが、この辺の立場の人に対して日常会話でどんな敬称が付けられるかというと、大抵「さん」付けであるような気がするのです。
iPS細胞の山中教授は日常会話では「山中教授が...」とは呼ばずに「山中さんが...」と呼ぶし、ニュートリノの小芝名誉教授の事も「小芝教授の...」じゃなくて「小芝さんの...」です。
政治家に関しては...私情とか思想の違いが入ると面倒なので一概には言えませんが、呼び捨て一辺倒って事は無いはずです。
有名人であってもこの辺りの違いは難しい所ですが、ここもやはりさっきの「商品名」という考え方がポイントになってくるんじゃないでしょうか。
つまり、研究者や政治家あたりの職業の人の場合は、有名人であってもその名前は商品として扱われているものでは無いが、芸能人やスポーツ選手の場合は商業・興行目的の商品としての扱いが強い、と。
日常会話においての敬称付けるor付けないの選択は、
有名人であり、その名前が重要視されるような商業・興行活動に関連している場合 --> 呼び捨て
有名人であるが、名前を使った商業活動とは言えない職業の場合 --> 敬称あり
こんな感じで何となく納得しているんですが、細かい所まで考え出すとキリが無さそうです。
(政治家だって名前売ってるじゃんとか、スポーツは全部が全部興行目的じゃないだろとか)
ここまでは、話題の対象が自分たちからかけ離れた存在であることが前提です。
福山雅治のレコーディングスタジオで会話をしているわけでもなく、ベンチで小笠原の後ろに座って会話をしているわけではもちろん無く、全く無関係の場所で無関係の人々によって行われる、本人達の耳に入るわけが無い会話です。
普段知り合いと喋っている分には言うまでもなく本人の耳に入るわけが無いのですが、冒頭に述べたようにインターネット関連ツールの発達によって、適当な会話が下手をすると本人達の耳に入る可能性がある環境になりつつあるわけです。
いや、耳に入るのではなくて目に入るんですが。
特にTwitterなんてのはアカウントに鍵でも掛けてない限り個人間のやり取りをオープンで行っているようなものですからね。
一番安全なのは鍵でも掛けて知らない人から見られないようにすることでしょうけど、そのあたりは使い方次第ですね。オープンにする方と近しい人のみにクローズドな方の2種類アカウントを持ってる人も少なくない。
本当に一番安全なのはアカウントを作らない事だという元も子もない意見もあるだろうけど、それだと話が終わるので...。
有名人のアカウントをフォローしたり、有名人のツイートに対して返信(リプライ)したり、人によってはフォローを返してくれる人もいたりして、一般人と有名人との(仮想的な)距離は短くなりつつあります。
そうなると、相手が自分たちからかけ離れた存在であるという前提がやや微妙になってくるんですね。
もちろん相互フォローしているから知り合いだ、などとボケた事を言うつもりは無いですが(こういう事言う奴がいるんだなマジで)、数クリックと少しのタイピングですぐに会話が出来てしまうような距離にいる事は確かです。
さてそういう状況で、会話に有名人(芸能人など)の名前が出て来た時の敬称はどうすればいい?
ごく普通の日常の会話なんだから呼び捨てにすれば良い?
わりと近い所に本人や関係の深い人がいるんだから敬称付けた方が良い?考え過ぎか??
こんなどうでも良いような事をたまに思ってしまうのです。
ところで敬称にもたくさん種類があって、それこそ「さん」とか「くん」とかいう日頃から多用しているものから、「様」とか「殿」とかいう書き表現専門のもの、「閣下」「猊下」などのフィクションの方がよく見るんじゃないかというものまで多種多様です。
中学生の頃を思い出してみると、同級生の男の子には「くん」、女の子には「さん」でした。
これは地域や学校によって結構異なるようで、小学生の場合は男女問わず「さん」付けで呼んでいましたし、小学校の頃から「くん」「さん」を使い分けてた人もいるようです。
もちろん先生の場合は「◯◯先生」ですね。
いや気に食わない先生を呼び捨てだなんてまさかまさか。
小学生の頃は年上の学年の人に対しては男女問わず「さん」付けで大丈夫でしたが、中学校に上がると同時に全く新しい敬称である「◯◯先輩」という概念が登場します。
中学校において、先輩という敬称の導入によってはっきりと構築される上下関係はなかなか凄まじいものがあります。
間違ってさん付けで呼んでしまった日には...
この中学校から始まる「先輩」という敬称は、中学以後高校、大学、会社と、若干の変質はありつつも脈々と受け継がれるものです。
中学1年になって、年上を◯◯先輩と呼ぶようになる違和感に頑張って慣れつつ、次の年に新1年生を迎えると今度は自分が◯◯先輩と呼ばれるようになり、また違う違和感を覚えつつもちょっとくすぐったい気分になるわけです。
もうだいぶ昔の話ですが。
あまり関係ないけれど、この敬称、
「◯◯センパイ!」
とカタカナ書きにしただけでどうしてこうも印象が異なるんでしょうか。
カタカナにするというたったこれだけの処理を施す事によって、会話の舞台は途端に夕暮れの河川敷だの放課後の体育館裏だの、心地よい風が吹き抜ける渡り廊下だの言う青春を感じさせるシチュエーションへと一変します。
そんな経験は一切していないはずなのですが。

